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- G検定は難しすぎるって本当?文系でも受かるの?
- 数学やプログラミングが苦手でも合格できる方法が知りたい
- 実際に独学で合格した人のリアルな勉強法を見てみたい
「AIって気になる。でも、自分には無理かも……」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?

実は私も、まさにそう思っていました。
現在は医療職として働いていますが、大学は経営学部卒のバリバリ文系。
必修科目だった「数理統計学」は、単位を取るのに2年もかかりました(笑)。
そんな私が、学習期間たった1か月でG検定に挑戦し、無事に一発合格できたんです。
しかも、途中で動画講座に挫折しながらも、完全独学でなんとか乗り切りました。
G検定を受けようと思ったきっかけのひとつは、実家で暮らす母のそばにいる見守りロボット「エモちゃん」。


声をかけたり、生活リズムを見守ってくれる優しい存在なのですが、導入から2年経った今、会話の内容や応答が驚くほど自然になってきたんです。
どうやらAIがアップデートされているらしく、その成長ぶりを見て、私はふと思いました。
「AIって、すごい。でも…仕組みを知らずに使っていていいのかな?」
AIを使いこなしたい。けど、AIに使われる側にはなりたくない。
そんな思いがだんだんと強くなり、「今のうちにAIの基礎を学んでおこう」とG検定に挑戦することを決めたのです。
正直、内容は想像以上に難しかったです(笑)。



でも、それでも挑戦してよかったと、心から思っています。
この記事では、
✅ 文系・アラフィフの私がどうやって勉強したか
✅ 使ってよかった教材やツール
✅ 試験当日のリアルな様子と、乗り越えたコツ
などを、できるだけわかりやすく、正直にお伝えします。
「G検定って難しすぎるのかな…」と不安に思っている方へ。
一歩踏み出すヒントや、前向きな気持ちになれるきっかけになればうれしいです。
G検定ってどんな試験?文系にも意味あるの?


G検定って名前は聞くけれど、「実際どんな内容なの?」「文系にも意味があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実際に受けてみてわかったG検定の内容や、文系にも学ぶ価値がある理由についてお伝えします。
G検定は「AIの基礎教養」が身につく試験|どんな力が求められる?
G検定(ジェネラリスト検定)は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する検定試験。
AIの実装者(エンジニア)ではなく、AIを活用・理解できる人材を育てるための試験です。
試験概要(2026年以降変更あり)



2026年より、試験時間と出題数が異なります。
- 試験方式:オンライン試験(自宅)・会場試験(テストセンター)
- 出題数:145問程度(多肢選択式)
- 合格ライン:非公開
- 受験料:一般:13,200円(税込)学生:5,500円(税込)
- 実施回数:年6回(1月、3月、5月、7月、9月、11月の隔月ペース)
| 試験方法 | 試験時間 | 出題数(目安) |
|---|---|---|
| オンライン試験 | 100分 | 145問程度 |
| 会場試験 | 120分 | 145問程度 |
160問から145問に問題数が減りますので、一見“楽になる”ように見える変更がありますが、実際には1問あたりに使える時間はほぼ同じ。
むしろ若干タイトになっています。
今まで以上に、用語や理論を正確に整理して、素早く判断する力が求められる試験になるかもしれませんね。
文系でもG検定を受ける意味はある?
「プログラミングも数学もほぼ出ない」ことから、実は文系でも挑戦しやすい試験なんです。



ただし、用語や概念が多いため、覚える量はかなり多いです。
逆に言えば、文系の私でも「AIってどういうものなのか?」という大枠をつかめるようになりました。
ニュースやサービスの背景が理解できるようになるので、AI時代の教養として学ぶ価値は大きいと感じています。
初心者向けのG検定講座に挑戦!でも文系にはハードルが高かった理由


「初心者向けって書いてあるし、これなら大丈夫かも!」──そう思って選んだ講座でしたが、いざ始めてみると、思った以上に内容が難しくて…。
ここでは、文系の私が実際にぶつかった壁と、どう乗り越えたかを正直にお伝えします。
選んだ理由は「初心者にもやさしい」って書いてあったから



私が受講したのは、「初心者向け」と紹介されていたオンライン講座でした。
スライドと動画でわかりやすく解説されていて、最初は「これならいけるかも」と思ったんです。
ところが、進めていくうちにある壁にぶつかりました。
それは、AIに関する専門用語の多さです。
「ディープラーニング」
「ニューラルネットワーク」
「バックプロパゲーション」
聞き慣れないカタカナ語と、理論的な説明に、徐々に頭が追いつかなくなってきました。
講座の内容自体は丁寧なのですが、文系の私にとっては“予備知識がなさすぎて吸収できない”状態だったのです。



略語とカタカナ用語が多すぎて、途中から呪文に見えました。
講座だけでは理解が追いつかない…だから独学に切り替えました
正直に言うと、講座の終盤は「流し見」に近くなってしまい、自分に合った方法を探す必要があると感じました。
そこからは、「自分の頭で整理しながら覚える方法」=独学スタイルに切り替えていきました。
「これで本当に合格できるのかな…?」という不安を抱えながらも、自分のペースで、少しずつ理解を深めていく日々が始まりました。



アナログな積み重ねこそが最大の武器でした!


私の独学勉強法|文系脳で乗り切る6ステップ


「講座ではついていけなかった私でも、独学で合格できた」。
そんな体験から、今回は文系アラフィフの私が実践した6つの勉強ステップを、具体的にご紹介します。
同じように「どこから手をつけたらいいのかわからない」という方のヒントになればうれしいです。
- 全体像をつかむ
- AIの世界観を本で感じる
- 出題傾向をつかむ
- YouTubeで用語を“耳から理解”
- 単語集&問題演習で定着
- 模試&チートシートで総仕上げ
STEP①:全体像をつかむ
まず最初に、公式テキストの目次をざっと確認しました。
「どんなテーマが出てくるのか?」をざっくり把握することで、「AIって、こんなに広い分野なんだ」と全体像をつかむところからスタート。
とにかく最初は、深く考えず“全体をとらえる”ことがポイントでした。
STEP②:AIの世界観を本で感じる
松尾豊さんの『人工知能は人間を超えるのか』を読みました。
これは専門書というより読み物として面白くて、文系でもスラスラ読める入門書としてぴったりです。
「AIって怖いもの?」という漠然とした不安が、
「社会の中でどう使われているのか?」という視点で見られるようになりました。
STEP③:出題傾向をつかむ
次に使ったのは、『G検定 最強の合格問題集』。
中でも「ココが試験に出ます!」という部分を中心に見て、よく出る用語・理論をメモして、重要ワードを先取りしておきました。
ここで方向性をつかんでから本格的な勉強に入ると、ムダが減って効率が上がりました。
STEP④:YouTubeで用語を“耳から理解”
難しいカタカナ語や理論は、YouTubeで視覚+音からインプット。
いろいろな動画を見ましたが、繰り返し見ていたのは、この2つです。



抽象的だった言葉がスッと頭に入ってくるようになりました。
さらに、ChatGPTにも「わかりやすく教えて」とお願いしてみたら、かみ砕いて、ときには図を使って説明してくれました。
たとえば「パディング=1って何?」という疑問に対して、このような図を提示してくれたんです。


「画像の周りに0を1マスずつ足すことで、サイズが広がるんですね」と一発で理解!
文章だけではピンとこなかった内容も、視覚的に説明されることで理解がグッと深まりました。



ChatGPTは、文系の味方!
自分の理解度に合わせて、やさしく解説してくれる存在です。
STEP⑤:単語集&問題演習で定着
G検定単語集を印刷して、余白に書き込みながら読み込み。手を動かすことで、より記憶に残りやすくなりました。
【G検定単語集】約600語総まとめ(980円)





注意!動画講座と書いてありますが、この講座は単語集です。
その後、問題集を2周して、インプットとアウトプットを往復。
間違えた問題にはマーカーを引いて、自分専用の復習メモをつくって重点的に見直しました。
STEP⑥:模試&チートシートで総仕上げ
仕上げとして、問題集に付属の模擬試験を“時間を測って”解く練習をしました。
「120分で160問」という試験の時間感覚をつかむのが大切です。
さらに、noteで公開されている「G検定チートシート」も活用。
ここにまとめられている重要用語を最終チェックとして使いました。
この6ステップで、文系・アラフィフの私でも、なんとか合格ラインに到達することができました。
完璧じゃなくても、「今の自分にできることを1つずつ積み重ねる」だけで、確実に前に進めると実感しています。
G検定試験当日のリアルな感想|とにかく時間が足りない!


独学で勉強を進めてきた私が、いよいよ迎えたG検定当日。
自宅でのオンライン試験とはいえ、独特の緊張感とよそ以上のスピード勝負に圧倒されました。
ここでは、リアルな試験当日の流れ・感想・注意点をまとめています。



これから受験される方のイメージトレーニングになればうれしいです。
自宅でオンライン受験!当日の流れは?
G検定は、自宅で受験できるオンライン試験(CBT方式)です。
静かな部屋とパソコン、安定したインターネット環境があれば、自宅で受けられます。
私は当日、パソコンの通知や自動更新が入らないように整えてから受験に臨みました。
その後に行った動作確認(いわば予行演習)。
本当はもっと早く済ませておくべきでしたが、勉強に集中していてつい後回しにしてしまいました。


試験開始時刻は16:00でしたが、15:50からログインが可能だったため、少し早めにアクセス。
ログイン後に簡単なアンケートがあり、それが終わると自分のタイミングで試験開始できます。



心の準備をして、いざ本番へ!
120分で160問。想像以上のスピード勝負
試験時間は120分、問題数は160問。
事前にわかってはいたものの、いざ始まるとそのスピード感に驚かされました。
1問あたりの時間は単純計算で約45秒ですが、実際には30秒程度でどんどん進めないと追いつきません。
少しでも「この用語なんだっけ?」と悩んでいると、数分があっという間に過ぎてしまいます。
残り時間のカウントダウンがじわじわ効いてくる
試験画面の右上には、残り時間がカウントダウン形式で表示されます。
この数字を見るたびに、自然とプレッシャーを感じてしまい、焦りとの戦いになりました。
一応「チェックマーク機能」で見直したい問題に印をつけることができますが、チェックが増えすぎて、後半はパニック状態。
私は全問(160問)解き終えた時点で、残り時間は5分未満…。



見直せたのは、チェックした問題の半分ほどでした。
対策としておすすめしたいこと
- 迷ったら、とりあえずどれかを選ぶ
→ 空欄よりも、可能性がある選択肢にチェックを入れておく - チェックマークを活用して後回しにする
→ 時間が限られていても、優先順位をつけやすくなる - 1問30~40秒の意識を持つ
→ じっくり考え込みすぎないことが大切
「最後までたどり着くこと」を最優先にすることで、時間のロスを防ぐことができます。
“知識”だけでは足りない。整理力と瞬発力が問われる
実際に受けてみて感じたのは、G検定は単に知識の有無を問うだけの試験ではないということです。
知っている情報を、限られた時間の中で整理し、素早く判断する力が必要です。
たとえ問題集で出てきた内容でも、
- 問い方が少し変えてある
- 選択肢が紛らわしい
- 用語の意味が曖昧だと迷ってしまう
といったケースがよくありました。
さらに、問題文や選択肢が長めの設問もあり、読むのに時間がかかるうえに、焦ると内容が頭に入らず、読み直すことに。



このような負のループにも陥りがちです。
そんな中でも、日頃から用語の意味を自分の言葉で整理していたことが大きな助けになりました。
「これはこういう意味だったな」と、自分なりに理解していたことで、少し問い方が変わっていても落ち着いて答えることができました。
チートシートは“当日よりも事前対策に有効”
試験中にチートシート(用語集)を活用するつもりで準備していましたが、実際には見る余裕はほとんどありませんでした。
ただ、試験前の確認用としては非常に役立ちました。
覚えにくい用語を事前に印刷して繰り返し読むことで、試験中に「これ見たことある」という感覚を持てたのは大きかったです。
試験当日は資料を見る時間はないものと考え、
「覚えるためのチートシート」として準備しておくのがポイントです。
試験を終えたときには、正直、ぐったりと疲れていました。
それでも「ここまで頑張ったな」と思えたこと、そして文系・アラフィフの自分でもしっかり挑戦できたという実感は、何にも代えがたい収穫でした。
G検定に一発合格して変わった3つのこと


そして、試験から18日後…メールが届きました。





文系でも、挑戦してよかった!
① AIを“怖いもの”から“理解できるもの”へ
受験を通じて一番大きかったのは、AIに対する漠然とした不安が「興味と理解」に変わったことです。
「AIって結局、どういう仕組みなの?」
「どこまで人間の仕事を代替できるの?」
「AIに使われる時代になるって、どういうこと?」
──そんな問いに対して、以前の私は“なんとなくモヤモヤ”したまま向き合っていました。
でも今では、自分の言葉で少しずつ説明できるようになったことで、「怖い」「よくわからない」から、「もっと知りたい」「自分も使いこなしたい」に変化。
G検定の学習は、専門知識を学ぶだけでなく、「自分の思考の軸」を育てる時間だったように感じます。
② ニュースの見え方・社会とのつながりが変わった
G検定では、AI技術だけでなく、倫理・法律・個人情報の扱いなど「社会とのつながり」も学びます。
今までは他人事に感じていたAIのニュースや話題も、
「この技術、G検定で出てきたやつだ!」
「これって、法律的にどうなってるんだろう?」と、
関心を持って“自分ゴト”として受け取れるようになりました。
とくに、医療職という仕事柄、AIと人間の役割分担や、個人情報保護の重要性について考えるきっかけが増えたのは、思わぬ副産物でした。
ただ“使えるかどうか”ではなく、「どう使われるべきか」「どこまで任せるのか」という視点を持てるようになったのは、大人になってからの学び直しならではの収穫だと思います。
③ 「もう遅い」は思い込み!文系・アラフィフでも学び直せる
私にとって一番うれしかったのは、「年齢も、文系出身も、挑戦の妨げにはならない」と実感できたことです。
正直、勉強の途中では何度もくじけそうになりました。



「やっぱり無理かも」「記憶力が追いつかない…」と何度思ったことか。
でも、ノートに手書きでまとめたり、YouTubeで視覚的に理解したり、ChatGPTに聞いてみたり。
完璧じゃなくても、“できる工夫”を積み重ねていくことで、少しずつ前に進めました。
むしろ今だからこそ、「わからないことを素直に学び、調べ、誰かに頼ることの大切さ」を感じられたように思います。
G検定を受けて、本当によかった。
合格そのもの以上に、「学び続ける姿勢」が身についたことが、何よりの財産になりました。
「AIなんて難しいに決まってる」と思っていた過去の自分に、今の自分から「大丈夫、ちゃんと学べるよ」と伝えてあげたいです。



一歩踏み出したことで、未来に対して前向きになれた気がします。
まとめ|文系こそ、これからの時代にAIの教養を
G検定は、正直、決してかんたんな試験ではありません。
とくに私のような文系出身・アラフィフ・初学者にとっては、
- 専門用語の多さ
- 覚える量の多さ
- スピード勝負の試験形式
…と、いくつものハードルを感じる場面がありました。
それでも、挑戦したからこそ見えた景色があります。
AIの仕組みを少しでも理解できたことで、
これからの暮らしへの不安が少し減りました。
AIはすでに、医療・介護・暮らし・終活…あらゆる分野に静かに入り込んでいます。
「知らない」「わからない」では済まされない時代は、もう始まっているのかもしれません。
だからこそ、まずは“知ろうとすること”が大切。
小さな一歩が、未来を選ぶための力になります。
「文系だから無理かも」「もう若くないし…」
そんなふうに迷っている方にも、見える景色が少しずつ変わっていく体験をしてほしいと心から思います。
どうか、あなたらしいペースで、一歩を踏み出してみてくださいね。
ちなみに、私がAIに興味を持ったきっかけは、実家で活躍している見守りロボット「エモちゃん」(ネコリコ版Bocco emo)でした。
“暮らしの中のAI”にふれてみることで、「AIってやさしいかも」と感じられるかもしれません。



エモちゃんレビューも、ぜひあわせてご覧ください♪











