※一部リンクはアフィリエイトを含みますが、記事内容は体験に基づく正直なレビューです。安心して読み進めていただければ嬉しいです。
「親が一人で暮らしているけど、大丈夫かな…」
「この先、要介護度があがってきたらどうすればいいんだろう…」
そんな不安から、見守りサービスを調べていたタイミングで、「MAMORUNO one(まもる~のワン)」を知る機会がありました。
せっかくなら実際に使ってレビューしようと、今回はデモ機をお借りして試用させていただきました。
この記事では、私自身が体験して感じたことをもとに、
- 設置の手間や使いやすさ
- アプリの見やすさや通知の精度
- 実際に使ってわかったメリット・気になる点
などを、利用者目線で正直にお伝えしていきます。
特に、介護が必要になりつつある親や、日中を寝て過ごす時間が増えてきた方の見守りサービスを探している方にとって、ヒントになればうれしいです。

月額利用料 | 初期費用 |
4,950円~ | 4,950円~ |
見守り方法 | インターネット環境 |
環境センサー 睡眠センサー | 必要 Wi-Fiまたは 専用ポケットWiFi |
- マットレス・布団の下に置くだけでつかえる見守りセンサー
- 脈拍・呼吸・室温・離床を非接触で24時間モニタリング
- Wi-Fi環境がなしでも使える!導入しやすさ◎
MAMORUNO one(まもる〜のワン)を使おうと思った理由は?


転んで起き上がれなかったら、誰が気づいてくれるんだろう?
ある日、つぶやいたこの一言に、私は思わずドキッとしました。
まだまだ元気でいてくれていると思っていたけれど、加齢による変化は、確実に訪れている。



そんな現実を、あらためて突きつけられた気がしたのです。
でも…もしかすると、その変化には、私自身とっくに気づいていたのかもしれません。
ただ、「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせて、目をそらしていただけだったのだと思います。
高齢者向けの見守りサービスは、これまでもいくつかのタイプを試してきました。
それなりに安心感は得られたけれど、同時に「この先、要介護度があがってきたらどうすればいいんだろう…」という不安も、ずっと心のどこかに残っていたんです。
そんなときに出会ったのが、センサーが“自動で感知・スマートフォンに通知”してくれる「MAMORUNO one(まもる~のワン)」でした。


画像引用元:MAMORUNO one
- 親の見守りサービスを検討し始めたきっかけ
- カメラ型ではなく「非接触型センサー」を選んだ理由
- MAMORUNO oneの特徴に惹かれたポイント
1. 親の見守りサービスを検討し始めたきっかけ
きっかけは、親からの一本の電話でした。
「部屋が暗くて柱が見えなくてね、ぶつかって転んじゃったのよ」と、軽く話すその声に、私は心の中でゾッとしました。



数日後、母の様子を見に行くと、おでこから目にかけて青あざが…。
でも、親はそんな私の心配をくすっと笑って、「次は大丈夫よ、ちゃんと気をつけてるから」と、明るく返してくれました。
それからというもの、私は電話をかける回数が増えました。
「何かあってからでは遅い」
でも「今すぐ介護が必要」でもない。
そのちょうど中間のケアって、ないのかな…。
そんな“グレーな時期”だからこそ、見守りサービスの存在が必要なんだと、本気で考えるようになったのです。
2. カメラ型ではなく「非接触型」を選んだ理由
高齢者の見守りと聞くと、まず思い浮かぶのが「カメラ型」ではないでしょうか?
ですが、私はカメラで常に映すことに抵抗がありました。
たとえ「安心のため」と言っても、自分の暮らしをずっと見られているという感覚が、親のプライドを傷つけてしまうように感じたのです。
そんな中で出会ったのが、布団の下に敷くだけで、呼吸や脈拍まで感知してくれるという、非接触型のセンサーでした。
親の生活スタイルに何の変更も求めず、私たちは状況をそっと見守ることができる。



この“ちょうどいい距離感”こそ、私が求めていたものでした。
3. MAMORUNO oneに惹かれたポイント
MAMORUNO oneを知ったとき、「これなら親にも負担がないし、家族も安心できるかもしれない」と直感的に思いました。
設置は、センサーを布団の下に敷いて、電源をつなぐだけ。特別な設定も操作もいりません。
通知は普段使っているLINEで受け取れるので、アプリを増やす必要もなし。



すぐに使い始められました。
そして何よりもありがたかったのが、「異常があったときだけ通知が届く」という絶妙なバランス。
いつも気を張ってアプリを確認する必要もなく、親との会話に“心配”が入り込みすぎないことも、私にとっては大切なポイントでした。
MAMORUNO one デモ機レビュー|設置から設定までの流れ


ここでは、実際にMAMORUNO oneのデモ機が実家に届いてから、設置・アプリ設定までの流れを3ステップでご紹介します。



「うちでも使えるかな?」と迷っている方の参考になればうれしいです。
1. デモ機セットが実家に届いたときの様子
申し込みから数日後、実家にコンパクトなダンボール箱が届きました。




中には、必要なものだけがしっかりと揃った、シンプルなセットが入っていました。


- MAMORUNO one センサー・プレート(本体)
- 電源アダプター
- エアバックセンサー(補助板)
- ベッドハンガー
- モバイルルーター(専用ポケットWi-Fi)
- 取扱説明書
また、発送時に「「いつ頃届くか」の連絡をいただけたので、実家に行く予定も立てやすく、とても助かりました。



メールのやりとりも丁寧で、とても安心感がありました。
2. 設置は簡単!10分で完了
実家の母はベッドではなく布団を使っているのですが、説明書には「布団の場合」の設置方法もきちんと載っていて安心。
その手順通りに進めていくだけで、機械が苦手な私でもスムーズに設置できました。
- エアバックセンサーを本体とつなぎ、布団の下にセット
- 本体とモバイルルーターの電源を入れる
- MAMORUNO oneアプリをダウンロード
- IDとパスワードを入力しログイン
コードも最小限で、親の生活動線を邪魔しないのがありがたかったです。



全体の作業時間は10分もかからず、本当にあっという間でした。
3. アプリ設定とLINE通知の使い心地
設置が終わったあと、スマートフォンでアプリを設定しました。
アプリ自体はとてもシンプルだったのですが、LINEとの連携だけが少し迷いやすく、私も一度つまずいてしまいました。
説明書を見てもよくわからなかったので、担当の方にメールで問い合わせてみると、すぐに丁寧な返信があり、操作マニュアル通りにやるとすぐに設定完了しました。



すぐに相談できるのは、安心ですね。


無事にLINEと連携できたあとは、通知がLINEにも届くようになり、「起床しました」「室温が〇度になりました」など、日々の様子が自然な形で届くようになりました。



普段のLINEの中にそっと安心がプラスされたような感覚です。
MAMORUNO oneを実際に使ってわかった!5つのおすすめポイント


実際にMAMORUNO oneを使ってみて、「これは本当におすすめできる」と感じたポイントを5つにまとめました。
どれも、“親に負担をかけずに、そっと見守りたい”という思いを叶えてくれるものでした。
1. 布団の下に置くだけ。親の負担ゼロ
何よりありがたかったのは、親が何もしなくていいということ。機械の操作も、習慣を変える必要もありません。



母は敷布団を重ねて寝ているので、間にセンサーを入れました。


設置した初日、親が「これがそうなの?」と気づかなかったくらい自然だったことが、私にとっては大きな安心材料でした。
布団に入った時間や睡眠時間、睡眠レベルなども自動で記録されるので、「ちゃんと眠れているんだ」と安心感もあります。
夜間の様子が見えづらいご家庭には特にありがたいポイントですね。



「すっかり忘れて寝てたわ」と、母に言われました(笑)。
2. 脈拍・呼吸・離床がスマホで確認できる
最初は「寝ているかどうか」がわかるだけかと思っていましたが、実際は脈拍・呼吸・離床のタイミングまでしっかり記録されていて驚きました。



親の状況がマークで表示されるので、とってもわかりやすい!








蓄積されたデータは「ヘルスレポート」としてグラフ化され、睡眠時間や起床時間などの生活習慣がわかります。


ある日、夜中に何度も起きていたことに気づき、「昨日、眠れなかった?」と聞いたら、蕁麻疹(じんましん)が出てかゆくて眠れなかったそうで…。



こうした“何気ない変化”に気づけるのが、本当の見守りだと感じました。
3. LINE通知で気づきやすい&続けやすい
MAMORUNO oneは、通知の仕組みがとても優秀です。
私はアプリを入れているので、スマホにポップアップ通知が届きますが、LINEでも同じ内容の通知が届くように設定できます。



このように通知が届くので、見逃すことがほとんどありません。


さらに便利なのが、LINEで家族と通知を共有できる点。
事前にグループLINEに登録しておけば、家族全員がリアルタイムで気づけます。
「今日は起きるのが遅いな」「夜中に何度も起きてるみたい」など、自分ひとりで抱え込まず、家族と自然に分担できるのが大きなメリットです。



通知の種類や時間帯も柔軟にカスタマイズできますよ。
4. Wi-Fiがなくても利用できる
MAMORUNO oneを検討するにあたって、最初に心配だったのが「Wi-Fi」でした。
実家にはネット環境がないので、「うちでは無理かも…」と感じていたのが正直なところです。
でも調べていく中で、ポケットWi-Fiがセットになっていることを知り、安心してデモ機を申し込みました。





Wi-Fiがなしで使えるなら、試してみようかなと思えたんです。
実際、親が何か設定する必要もなく、私がちょっと準備するだけで使い始められました。
この「Wi-FiなしでOK」「親に負担をかけない」という2つの安心が、導入のハードルをぐっと下げてくれますね。
5. 室内環境も見守れるから、熱中症・体調管理に役立つ
MAMORUNO one本体には、室内環境センサーも搭載されています。
実家にいなくても、「温度・湿度・照度・気圧」といったデータをスマホでチェックできるのが便利です。


夏の暑い時期や寒暖差のある季節は、高齢の親の体調が心配になることも多いですよね?
こうした環境情報が見えることで「エアコンつけてるかな?」「室温高すぎないかな?」といった心配がグッと減りました。



部屋の状態がわかるので安心。熱中症対策にもつながります。
MAMORUNO oneの気になった点・注意点


実際にMAMORUNO oneを使ってみて、基本的にはとても満足していますが、いくつか「これは事前に知っておくと安心かも」と感じたポイントもありました。
どれも大きなデメリットというわけではありませんが、導入を検討している方の参考になればと思い、正直に書いておきます。
“いいサービスだからこそ、気になった点も正直に”



そんな気持ちでお伝えしますね。
1. 月額費用は高く感じる人もいるかも
MAMORUNO oneは、機器レンタル+見守りサービス利用料として、月額の費用がかかります。
「安心料」として私は納得できますが、コスト感は家庭によって感じ方が分かれるかもしれません。



電話で毎日確認していた頃を思い出すと、むしろ安いくらい。
2. アプリのグラフ表示に少し戸惑うかも
アプリの操作は全体的にシンプルで使いやすいですが、グラフ表示のページだけは、データが豊富な分、「どこを見ればいいの?」と最初は少し迷いました。


ただ、数日使えばすぐに慣れますし、マニュアルも充実していて、サポートも親切だったので困ることはありませんでした。



ところで睡眠スコア、61は良いほう?悪いほう?





確認したら、睡眠スコアの判定はこんな感じだって。
90~100:非常に良い
80~89:良い
60~79:やや低い
0~59:低い



脈拍や呼吸、体動など総合的に判断されるそうです。
3. 設置時はコードの取り回しに注意
センサー本体は小さくて静か。布団の下に敷いてもまったく違和感はありませんでした。
ただ、1本だけ出ている電源コードの取り扱いには、少しだけ配慮が必要です。
特に夜中にトイレなどで歩くことがある場合、コードに足を引っかけないよう、ベッド下に這わせたり、壁沿いに固定するなどの工夫をしておくと安心です。



親の動線にコードがかからないようにちょっと気を配りました。
他の見守りサービスと比較してどう?迷っている方へ


MAMORUNO oneは、親の自立や生活スタイルを尊重した“干渉しない見守り”が魅力です。
でも、カメラでしっかり確認したい方、通報ボタン付きの安心感が欲しい方など、ご家庭によって合うサービスはさまざま。
そこで、代表的な見守り・介護サポートサービスを比較できるように、一覧表にまとめてみました。



「どれがうちに合う?」と考えるきっかけになればうれしいです。
見守り・介護サポート サービス | ジャンル | 特徴 | |
---|---|---|---|
セコム 親の見守りプラン (レンタルプラン) | ![]() ![]() | 見守りサービス (緊急通報型) | ・24時間365日対応 ・お風呂でも使える 通報ペンダント付き |
ALSOK みまもりサポート (レンタルプラン) | ![]() ![]() | 見守りサービス (緊急通報型) | ・必要十分な機能を低価格で ・コスパ重視派に人気 |
MANOMA(マノマ) 「親の見守りセット」 | ![]() ![]() | 見守りサービス (カメラ+センサー型) | ・スマートカメラとセンサーで さりげなく見守る |
MAMORUNO one (まもる~のワン) | ![]() ![]() | 見守りサービス (センサー型) | ・非接触センサーで異変を検知 ・親の操作は不要 |
イチロウ | ![]() ![]() | オーダーメイド 介護支援 | ・1回から直接依頼できる ・24時間対応可 |
マイナビあなたの介護 | ![]() ![]() | 介護施設相談 | ・全国施設検索/AI診断 ・LINE相談など機能充実 |
気になるサービスがあれば、こちらの記事で詳細をチェックしてみてくださいね。
▶ 親の介護と自分の仕事・生活を支える!見守り・介護サポートおすすめ6選
MAMORUNO oneはこんな方におすすめ!
離れて暮らす親が心配な方
電話の頻度や返信のタイミングに一喜一憂してしまう…そんな方にこそ、見守り通知があることで日々の安心が得られます。
「何もなかった」とわかるだけで、心が落ち着くものです。
機械が苦手な親を見守りたい方
ボタン操作やアプリの使い方に不安がある親御さんでも、MAMORUNO oneなら大丈夫。
親は“何もしなくていい”ので、導入もスムーズで続けやすいです。
昼間も寝ている時間が増えた親に
高齢になると、活動量が減って昼間も寝て過ごす時間が長くなります。
そんな生活スタイルでも、センサーがしっかり見守ってくれるので安心です。
プライバシーに配慮しながら見守りたい方
「見守りたいけど、監視のようにはしたくない」という気持ちに寄り添えるのがMAMORUNO one。
カメラや音声機能がないことで、親の尊厳も保ちながらサポートできます。



あなたのご家庭に合うか、ぜひチェックしてみてくださいね。


月額利用料 | 初期費用 |
4,950円~ | 4,950円~ |
見守り方法 | インターネット環境 |
環境センサー 睡眠センサー | 必要 Wi-Fiまたは 専用ポケットWiFi |
【まとめ】MAMORUNO one、使ってみて本音で思ったこと
MAMORUNO oneを使って感じたのは、「見守る側も、見守られる側も、無理がない」この距離感のありがたさでした。
カメラや会話機能がないからこそ、親のプライバシーを尊重しながら、必要な情報だけが静かに届く。
しかも、親自身が何かを操作したり、覚えたりする必要がない。



この“やさしい仕組み”に、思いやりを感じました。
便利なだけでなく、「続けられる・嫌がられない」ことが、見守りではとても大切なんだなと改めて実感しています。
もちろん、費用や設置の手間など、検討すべきことはありますが、「何かあったときに気づける安心感」は、日々の心の負担をぐっと軽くしてくれました。
いろいろな見守りサービスがある中で、MAMORUNO oneは、
「干渉しすぎず、でも見逃さない」…そんなちょうどよさを求めている方に、心からおすすめしたい選択肢です。



知っておくだけでも、いざという時の安心材料になりますね。
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※この記事は、MAMORUNO oneのデモ機を一定期間試用し、実体験をもとに執筆しています。