【PR】本記事にはアフィリエイト広告を含みますが、筆者が実際に体験したものや、取材・調査した内容をもとに、読者にとって本当に役立つ情報だけを厳選してご紹介しています。
- 親が免許を返納してくれないのはなぜ?
- 運転をやめてほしいとき、どう切り出すべき?
- 免許返納後の生活を支える方法とは?
ブレーキとアクセルを踏み間違えたコンビニに突っ込んだ。
高齢者が気づかずに道路を逆走した。
そんなニュースを目にするたびに、「うちの親は大丈夫?」と胸がざわついた経験、ありませんか。
心配になって「そろそろ免許、返した方がいいんじゃない?」と切り出した途端、親の表情がサッと変わる。

良かれと思って言ったのに、まるで自分が悪者になったような気持ちになるんですよね。
私も以前、母に見守りカメラを提案したとき、「監視されてるみたい」と即座に拒否されたことがあります。あの時の母の曇った表情は、今でも忘れられません。
免許返納の話も、きっと同じなんです。子どもは「安全のため」と思って言っている。でも親からすると、「まだできるのに取り上げられる」と感じてしまう。
実は免許の自主返納件数は、2019年の約60万件をピークに4年連続で減少。2024年の自主返納件数は42万7,914件(警察庁)で、5年ぶりの増加で、多くの方が「運転卒業」を選んでいます。
その一方で、75歳以上の免許保有者は728万人を超え、過去最多を更新し続けています。
さらに深刻なのが事故件数。75歳以上が関与した交通事故は30,330件で、前年比+13.1%(警察庁「令和5年における交通事故の発生状況」)。
返納が減り、免許保有者が増え、事故が増えている。この3つの数字が示す現実は、かなり重たいものがあります。



データを見ると親に「返納して」と言いたくなりますよね。
一方、60代以上の82.1%が「免許返納の予定はない」と回答しています(弁護士ドットコム 2024年調査)。
返納を拒否するのは「あなたの親だけ」ではないんです…。
この記事では、高齢者が免許を返納しない理由をランキング形式で紹介。
さらに、返納のメリット・デメリット、車の維持費とタクシー代の比較、そして親への伝え方まで、まるごとお伝えしていきます。
ひとつだけ先にお伝えしておきたいのですが、この記事は「返すべき」と押しつける内容ではありません。
返納しない理由には、納得できるものがたくさんあります。



大事なのは一緒に考えること。その材料を、ここに揃えました。
高齢者が免許を返納しない理由ランキング【2024年最新データ】


「なぜ返納しないの?」と聞かれると、高齢者の側にもちゃんとした理由があるんですよね。
ここでは、警察庁や弁護士ドットコムの調査データをもとに、返納しない理由を多い順にまとめました。
- 第1位「車がないと生活が不便になるから」
- 第2位「重い荷物の買い物が困難になるから」
- 第3位「自分はまだ運転できると思っているから」
- 第4位「外出が減って社会とのつながりが薄くなるから」
- 第5位「運転や車が好きだから」
- 第6位「免許がないと身分証明ができないから」
第1位「車がないと生活が不便になるから」
警察庁の調査で、約7割の高齢者がこの理由を挙げています。
都市部に住んでいると「バスや電車があるじゃない」と思うかもしれません。でも、地方では最寄りのスーパーまで車で20分、病院まで30分という地域も珍しくないんです。
車がなくなるということは、買い物・通院・友人との集まり——生活のすべてが制限されるということ。
地方に住む高齢者にとって、車は「便利な乗り物」ではなく「生活インフラ」そのものなんですよね。



とはいえ、返納後の暮らしに前向きに取り組んでいる方もいます。
眼科の患者さんの中には、「バスに乗るなんて久しぶりだから、今乗る練習をしてるのよ」とおっしゃる方もいました。
車に慣れきった生活から、少しずつ新しい移動手段に切り替えていく。その姿は、すごく頼もしかったです。
外出の頻度が減っても、自宅環境を整えることで快適に暮らしている方もたくさんいます。
ちょっとした生活の工夫で「車がなくても大丈夫」と思えるようになるかもしれません。離れて暮らす親の暮らしを整えるヒントは、こちらの記事にまとめています。


第2位「重い荷物の買い物が困難になるから」
1位と関連する理由ですが、特に食料品や日用品の買い出しは、車がないと本当に大変なんですよね。
お米5kg、ペットボトルの水、洗剤…こうした重い荷物を抱えてバスに乗るのは、若い人でもしんどいもの。
一人暮らしの高齢者にとっては、なおさら深刻な問題です。



ただ、最近は代替手段がかなり充実してきています。
- 移動販売車(週1〜2回、自宅近くまで来てくれる)
- ネットスーパー(注文から翌日配送が一般的)
- 生協の個人宅配(玄関先まで届けてくれる)
- 冷凍宅配弁当(買い物と料理の負担を同時に軽減)
中でも生協の宅配は、重い荷物を玄関先まで届けてくれるので心強い味方です。
たとえば生協の宅配パルシステムでは、免許を返納した方や返納予定の方は個人宅配の配送料が無料になる制度があります。
こうした仕組みを知っておくだけで、返納後の生活のハードルはぐっと下がりますよね。![]()
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また、冷凍宅配弁当なら買い物だけでなく毎日の料理の負担も減らせるので、一人暮らしの親にはぴったりだと感じています。



栄養バランスも考えられていて、冷凍庫にストックしておけば安心感がありますよ。
▶ 高齢者向け冷凍宅配弁当ランキング|一人暮らしの母に!おすすめ9選【2026年】


第3位「自分はまだ運転できると思っているから」
弁護士ドットコムが2024年に実施した調査(弁護士ドットコム)では、58.0%の高齢者が「まだ運転できる」と感じていることがわかりました。
長年の無事故実績があれば、自信を持つのは自然なことですよね。「過信だ」と一方的に片付けるのは、ちょっと違うかなと思うんです。
ただ、加齢による認知機能や反射神経の低下は、本人が一番気づきにくいという現実があります。
視能訓練士として27年間、患者さんの目を診てきた立場で言うと、視力や視野の変化は本当にゆっくり進みます。「見えている」と思っていても、実は以前より見えにくくなっていることは珍しくありません。
眼科では、眼底検査の前に散瞳薬(瞳を広げる目薬)を点眼します。5〜6時間は見えづらくなるので、点眼前に必ず「今日はお車ですか?」と確認するのですが、最近この質問への答えに変化を感じているんです。
「車はやめたよ」「免許は返した!」——そうおっしゃる70代・80代の患者さんも少しづつ増えてきました。
「なんで返そうと思ったんですか?」と聞いてみると、一番多いのは「家族にやめろと言われた」という理由。
でも案外多いのが、「運転していて見づらいと感じることが増えた。事故してからでは遅いから」という、ご自身の判断で返納を決めた方です。
「まだ運転できる」と思っている方が58%いる一方で、自分の身体の変化に気づいて、自ら行動を起こす方も増えている。



この両方の現実を知っておくことは、大事だと思うんです。
警察庁のデータでは、75歳以上のドライバーによる死亡事故の発生率は、75歳未満の約2倍(警察庁「令和5年における交通事故の発生状況」)。
数字は、感覚よりも正確に現実を映し出しています。
第4位「外出が減って社会とのつながりが薄くなるから」
あなたの親は、車でどんなところに出かけていますか。
友人の家、趣味のサークル、ボランティア活動——車があるからこそ維持できている人間関係って、実はすごく多いんですよね。
免許を返納したあとに外出の頻度が激減し、孤立してしまうケースは少なくありません。社会的なつながりが薄くなると、認知機能の低下リスクも高まると言われています。
これは「わがまま」ではなく、人間として当然の不安だと思うんです。



車がなくなったら友達のとこにも行けなくなるって、そりゃ嫌だよね。



うん、だから返納ありきじゃなくて、外出の代わりの手段もセットで考えないとね。
第5位「運転や車が好きだから」
弁護士ドットコムの同調査(弁護士ドットコム)では、31.9%が「車や運転が好き」と回答しています。
車は単なる移動手段ではなく、趣味であり、アイデンティティの一部でもあるんですよね。
特に退職後、「ドライブが唯一の楽しみ」という方も多いと聞きます。そんな方に「免許を返して」と言うのは、「趣味をやめて」と言っているのと同じなんです。
この気持ちを理解しないまま返納を迫ると、親子関係にヒビが入ることもあります。



まずは「好きなんだよね」と受け止めるところから始めませんか?
第6位「免許がないと身分証明ができないから」
高齢者にとって運転免許証は、最も使い慣れた本人確認書類。銀行や役所の窓口でサッと出せる安心感があったんですよね。
ただ、最近この点は解決策があります。
- マイナンバーカード:顔写真付きの公的身分証明書
- 運転経歴証明書:免許返納後に申請可能。見た目は免許証に似ていて、一生涯有効
運転経歴証明書は公的な身分証明書として使えるので、「免許がなくなったら身分証がなくなる」という心配は不要です。このことを知らない親も多いので、ぜひ教えてあげてくださいね。
免許返納のメリットとデメリットを正直に比較


免許返納について家族で話し合うなら、良い面も悪い面も知っておきたいですよね。



ここでは、正直にどちらもお伝えします。
免許返納の5つのメリット
- 事故の加害者になるリスクがゼロになる——これが最大のメリットです
- 車の維持費が浮く(年間30〜50万円)
- 運転経歴証明書で各種特典が受けられる
- 家族の「いつか事故を起こすのでは」という精神的な負担が軽くなる
- 歩く機会が増えて、結果的に健康維持につながる
特に「家族の精神的負担の軽減」は、数字には表れにくいけれど、すごく大きいと感じています。
離れて暮らす親の運転を心配しながら過ごす日々は、じわじわと心を削るものなんですよね。
免許返納の4つのデメリット
- 移動の自由が大幅に制限される
- 買い物・通院など日常生活に支障が出る
- 外出が減り、社会的孤立や認知機能低下のリスクがある
- 「できることを奪われた」という精神的な喪失感
デメリットを見ると、「やっぱり返納させるのはかわいそう」と思うかもしれません。その気持ちは間違っていないと思います。
大事なのは、デメリットを「返納しない理由」にするのではなく、「返納する前に解決すべき課題」として捉えることなんです。



しっかり準備してから返納すれば、デメリットの多くは軽減できます。
免許返納後、実際に一番困るという声が多いのが日々の買い物です。
ネットスーパーなら自宅にいながら注文できて、重い米やトイレットペーパーなどが玄関先まで届きます。
母と人気がある5社を比較した結果をまとめました。
▶【2026年最新】高齢者向けネットスーパーおすすめ5選|要支援1の母と試してわかった「失敗しない選び方」


車の維持費とタクシー代、どっちが安い?


「車を手放すのはもったいない」という声はよく聞きますよね。



でも、実際に数字を並べて比べたことってありますか?
車の年間維持費はいくら?



軽自動車を例に、年間の維持費を見てみましょう。



特に今は、ガソリンが高くなってるもんね。
| 項目 | 年間費用の目安 |
|---|---|
| ガソリン代 | 約6〜10万円 |
| 自動車保険 | 約3〜5万円 |
| 車検代(2年ごと÷2) | 約3〜5万円 |
| 駐車場代 | 約6〜12万円 |
| 自動車税 | 約1万円 |
| メンテナンス・修理 | 約2〜5万円 |
| 合計 | 約21〜48万円 |
地域や車種によって差はありますが、年間30〜50万円ほどかかっていることが多いようです。
タクシーに切り替えたら年間いくら?
週に2〜3回、近場の移動にタクシーを使うとして試算してみます。
- 1回あたりの平均利用額:約1,500円
- 月の利用回数:約12回
- 月額:約18,000円
- 年間:約216,000円
月2万円程度で計算すると、年間約24万円。車の維持費と比べて、同等か安くなるケースが多いんですよね。
もちろん、タクシーが少ない地域では現実的ではない場合もあります。でも、「車を持ち続ける方が経済的」とは限らないということは、ぜひ知っておいてほしいと思います。
この数字を見せるだけで、「返納してもいいかも」と気持ちが動く親もいるかもしれません。



感情ではなく数字で語ると、冷静に考えてもらいやすいですよ。
免許返納しなくても大丈夫?親の運転を『守りながら』リスクを下げる工夫


「すぐに返納は難しい」「まだ運転を続けたい」



親の気持ちを全部否定しなくていいと思うんです。
ただ、リスクを知ったうえで対策をとることは、運転を続けるための責任でもあります。
高齢ドライバーの事故リスクを数字で知る
75歳以上のドライバーによる死亡事故の発生率は、75歳未満と比べて約2倍です(警察庁「令和5年における交通事故の発生状況」)。
事故の主な原因は、ハンドルやペダルの操作ミス、判断の遅れ。
加齢による変化は少しずつ進むため、「昨日まで大丈夫だった」が通用しない怖さがあります。



だからこそ、運転を続けるなら「備え」が必要なんですよね。
返納しなくてもできる5つの安全対策
- サポカー(安全運転サポート車)に乗り換える:自動ブレーキやペダル踏み間違い防止機能付き
- ドライブレコーダーを設置する:家族がリモートで運転状況を確認できるタイプもある
- 運転する時間帯・範囲を限定する:夜間や雨天、高速道路は避けるルールを決める
- 定期的に認知機能チェックを受ける:75歳以上は免許更新時に義務化されている
- 家族で「返納の目安」を事前に決めておく:「こうなったら返そうね」と約束しておく



全部を一度にやる必要はありません。まずは1つ、できることから始めてみてください。
「サポカー限定免許」という選択肢
2022年5月から、「サポカー限定免許」という新しい制度が始まっています。
カンタンに言うと、普通免許を返納せずに、安全機能が付いた車(サポカー)だけ運転できる免許に切り替える制度です。
「完全に返納するのは嫌だけど、安全性は高めたい」という方には、ちょうどいい中間の選択肢かもしれません。



最寄りの警察署や運転免許センターで申請できますよ。
親に免許返納をどう伝える?大切な5つのポイント





返納の話を切り出すのは、本当に勇気がいりますよね。
伝え方を間違えると、親の心を傷つけてしまう。でも伝えないと、心配が消えない。そのジレンマ、すごくよくわかります。
絶対に言ってはいけないNGワード
まず避けてほしい言葉があります。
- 「もう歳なんだから」
- 「危ないでしょ」
- 「事故したらどうするの」
- 「迷惑かけたいの?」
どれも「あなたはもうダメだ」というメッセージとして伝わってしまいます。



「危ない」って言われると、信用されてないみたいで悲しいね。
効果がある伝え方——「あなたのため」ではなく「私たちのため」
そのようなときは、心理学でいう「I(アイ)メッセージ」が効果的です。
「あなたが危ないから返して」ではなく、「私が心配だから、一緒に考えてほしい」。
主語を「あなた(You)」から「私(I)」に変えるだけで、相手の受け取り方はまったく違ってきます。
私が母に見守りサービスを受け入れてもらえたのも、最終的にはこの伝え方でした。「お母さんのためじゃなく、私たちが安心するために付けさせて」と伝えたとき、母の表情がやわらいだのを今でも覚えています。
免許返納の話も同じだと思うんです。
「あなたのため」と言われると反発したくなるけれど、「私たちのため」と言われると、考える余地が生まれるはずですよ。
家族だけで抱えない——第三者の力を借りる
家族の言葉は、どうしても感情が入ってしまうもの。第三者の声の方がすんなり届くことは少なくありません。
遠慮せず、プロの力を借りてくださいね。
- かかりつけ医など:健康面からの助言は説得力がある
- ケアマネジャー:介護保険を利用中なら相談しやすい
- 地域包括支援センター:無料で相談できる。運転に関する相談実績も増えている



私も患者さんの家族から、頼まれたりします(苦笑)。
免許返納後の生活プランを「一緒に」考える
「免許を返して」と言うだけでは、親は不安になるばかりです。
大事なのは、免許返納後の生活を具体的にイメージできる提案をセットで伝えること。
- 通院はタクシーチケットと介護タクシーを使う
- 買い物はネットスーパーと週1回の付き添いで対応する
- 趣味の集まりはコミュニティバスのルートを調べておく
「返納して」ではなく「返納しても大丈夫なように、一緒に準備しよう」。



この姿勢が、親の心を動かす第一歩になると思います。
タイミングを見極める——とにかく焦らないことが一番大事
免許返納の話を切り出すのに、おすすめのタイミングがあります。
- 免許更新の時期(高齢者講習の結果が出たとき)
- 車をぶつけた、ヒヤリとした体験の直後
- 高齢ドライバーの事故をニュースで見たとき
- 体調を崩して運転を休んでいた時期
逆に避けてほしいのは、食事中やくつろいでいるときにいきなり切り出すこと。これでは、「説教される」と身構えてしまいます。



焦らず、何度でも話し合う覚悟を持つことが大事ですね。
免許返納の手続きと「運転経歴証明書」の受け取り方


いざ返納を決めたとき、「具体的にどうすればいいの?」と迷わないように、手続きの流れをまとめておきますね。
免許返納の手続き——必要なものと流れ
運転免許証、印鑑(認印でOK)。代理人が行く場合は、委任状と代理人の本人確認書類も必要です。
最寄りの警察署、運転免許センター、または交番で手続きできます。予約不要の場合がほとんどです。
窓口で「運転免許の取消し申請書」を記入して提出します。所要時間は30分〜1時間程度。手数料は無料です。
本人が窓口に行けない場合、代理人による申請も可能です。



ただし、自治体によって対応が異なるので、事前に電話で確認しておくと安心ですよ。
運転経歴証明書は「一生使える身分証」


免許返納後にぜひ取得しておきたいのが、運転経歴証明書です。
- 申請期限:免許返納後5年以内
- 手数料:1,100円
- 有効期限:一生涯有効(更新不要)
- 用途:公的な本人確認書類として使える
見た目が運転免許証に似ているため、「免許を持っていた証」としての心理的な安心感もあります。返納したその日に申請できるので、忘れずに手続きしてくださいね。
実は以前、眼科の患者さんが運転経歴証明書の実物を見せてくださったことがあります。



本当に免許証そっくりで、身分証として違和感なく使えそうでした。
有効期間中に免許を返納した患者さんから聞いたお話では、窓口でスタンプのようなものを押して、そのまま免許証を返してくれたそうです。この場合、運転経歴証明書の発行手数料(1,100円)はかかりません。ただし、返納に行ったその日から、もう運転することはできません。
こうした「返納した人のリアルな声」は、意外とネットには載っていないもの。身近に返納経験者がいれば、話を聞いてみるのもいいかもしれません。
自治体の返納支援特典を活用しよう
多くの自治体では、免許返納者に対して独自の支援特典を用意しています。
- タクシー利用券(年間1〜2万円分が多い)
- バス・電車の無料乗車券や割引パス
- 商業施設の割引
- デマンドタクシーの利用登録
ただし、すべての自治体に特典があるわけではありません。
私が働いている地域では、免許を返納してもこれといった特典がほとんどないのが現状です。
患者さんからも「返納したんだから、何か特典あってもいいのにねー」という声はよく聞こえてきます。



各自治体で特典が異なるので、最新の情報を確認してくださいね。
北海道地方
東北地方
関東地方
中部地方
関西地方
中国地方
四国地方
九州・沖縄地方
よくある質問|親の免許返納に関するQ&A
- 免許返納は何歳からできますか?
-
年齢制限はありません。免許を持っている人であれば、何歳でも自主返納できます。ただし、高齢者向けの返納支援特典は65歳以上を対象としている自治体が多いです。
- 免許を返納して後悔する人はいますか?
-
います。特に「代替手段を確保しないまま返納した」ケースで後悔が多い傾向にあります。逆に、返納前にタクシーやネットスーパーなどの代替手段を準備した方は、「思ったより困らなかった」と感じていることが多いです。準備が後悔を防ぐカギになります。
- 親が認知症の疑いがあるのに返納しない場合は?
-
認知症と診断された場合、免許は取消しの対象になります。まずはかかりつけ医に相談し、必要に応じて認知機能検査を受けてもらいましょう。家族だけで説得するのが難しいときは、地域包括支援センターに相談するのがおすすめです。
- 免許返納と免許取消しの違いは?
-
免許返納(自主返納)は本人の意思で行うもの。免許取消しは、法令違反や一定の病気(認知症など)により公安委員会が行うものです。自主返納の場合は運転経歴証明書を取得できますが、取消しの場合は取得できない点が大きな違いです。
- 返納せずに運転をやめるのはダメ?
-
法律上は問題ありません。ただし、免許が有効なままだと「やっぱり乗ろう」と再開してしまうリスクがあります。また、運転経歴証明書の申請期限(返納後5年以内)を逃してしまう可能性もあるため、運転をやめると決めたなら正式に返納手続きをしておく方が安心です。
【まとめ】免許返納は「家族で一緒に考える」ことから始まる



ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
高齢者が免許を返納しない理由には、「生活が不便になる」「まだ運転できる」「社会とのつながりが薄くなる」など、どれも納得できるものばかりです。「わがまま」でも「頑固」でもないんですよね。
一方で、75歳以上の事故率が約2倍、返納件数が4年連続で減少しているという現実もあります。リスクはデータが示しています。
ただ、返納だけが唯一の正解ではありません。サポカー限定免許、安全装備の充実、運転する範囲の限定——返納しなくてもリスクを減らす方法はあります。
大事なのは、「返す・返さない」の二択ではなく、家族で一緒に話し合うことです。
私は母の見守りについて、最初は一人で抱え込んで、何度も失敗しました。
でも「完璧じゃなくていい。70点で動く方が、100点を探して何もしないよりずっといい」と気づいてから、少しずつ前に進めるようになったんです。
免許返納の問題も、同じだと思います。完璧な答えを探す必要はありません。
まずは今日、「最近、運転してるの?」と親に聞いてみること。その一言が、すべての始まりになります。



この記事が、あなたとご家族の話し合いのきっかけになればうれしいです
免許返納後の生活をサポートする手段として、見守りサービスをいう選択肢もあります。
離れて暮らす親を見守る方法をまとめました。あわせてご覧くださいね!
▶ 高齢者見守りサービス12社を比較!〖令和版〗心配を安心に変える方法


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