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- 見守りカメラを嫌がって話を聞いてくれない
- カメラ以外で親を見守る方法が知りたい
- 親が安心して受け入れられる形で見守りを始めたい

離れて暮らす親のことって、心配になりますよね。
私も以前、母の見守りをどうしようか悩んでいた時期がありました。
特に夏場になると熱中症が気になって、「せめて室内の様子が少しでも分かれば」と思い、見守りカメラの導入を勧めてみたことがあるんです。
「これがあれば安心できる」と思って伝えたのですが…。



監視されてるみたいでイヤだわ。
と、かなり強い反応が返ってきました。
その後いろいろ調べていくうちに、受け入れてもらいやすい伝え方や、カメラを使わない見守り方法もいろいろあることがわかってきたんです。
この記事では、私自身の体験を交えながら、
- 高齢者が見守りカメラを嫌がる理由
- 納得してもらいやすい伝え方や工夫
- カメラを使わない見守りの選択肢
をわかりやすくまとめています。



ご家族の見守りで悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
高齢者が見守りカメラを嫌がる理由【5つのリアルな声】


見守りカメラを提案したとき、「そんなのいらない」「監視されてるみたいでイヤ」と言われたことはありませんか?
実はそう感じる高齢者はとても多く、私自身も経験があります。



でも、その反応にはちゃんと理由があるんです。
ここでは、カメラを嫌がる代表的なパターンを5つ、ひとつずつ紹介していきます。
- プライバシーが気になる
- 「まだ元気だから大丈夫」
- 機械に対して苦手意識がある
- お金のことを気にしている
- ネットやカメラのセキュリティが心配
1. プライバシーが気になる
「ずっと見られている感じがして落ち着かない…」
これは高齢者に限らず、誰でも感じることかもしれません。
とくに一人暮らしの方にとって、自宅はリラックスできる場所。
そこに“目”があると思うと、なんだか安心できなくなるのも無理はありません。
たとえカメラが玄関だけでも、「どこまで見えているのか分からない」「寝起きの姿も映ってるのでは…?」と想像がふくらんでしまうことも。
プライバシーを大切にしたい気持ちは、年齢に関係なく自然な感情です。
2. 「まだ元気だから大丈夫」
「私、そんなに弱ってないし」
「見守られるなんて年寄り扱いだよ」



このような言葉は、親世代からよく聞かれるものです。
特に身体が元気で活動的な方ほど、自分の老いを認めたくないという気持ちが強く出やすい傾向にあります。
「もしもの時のため」と思っていても、本人には「子どもに管理されるのか」と受け取られてしまうことも…。
気持ちのすれ違いが起きやすいポイントです。
3. 機械に対して苦手意識がある
「こういうの、よく分からないのよね」
「設定とかできる気がしない」



機械そのものに対して抵抗がある方も少なくありません。
特にスマホやパソコンをあまり使わない方にとっては、“見守りカメラ”と聞いただけで構えてしまうことも。
「万が一トラブルが起きたらどうするの?」という不安や、「操作ミスで変なことにならないかな…」という心配から、避けたくなる気持ちもよく分かります。
実際には家族が管理することがほとんどですが、説明するだけでは安心できない場合もあります。
4. お金のことを気にしている
「そんなのにお金をかけるなんてもったいない」



これもよくある反応のひとつ。
見守りカメラには機器代や月額利用料がかかるものも多く、特に年金暮らしの方にとっては負担に感じることもあります。
たとえこちらが「費用は全部出すからね」と伝えても、「悪いからやめておく」「子どもに迷惑をかけたくない」と遠慮されてしまうケースも多いです。
“ありがた迷惑”にならないような言い方の工夫が必要になります。
5. ネットやカメラのセキュリティが心配
「ネットにつながってるのってなんか怖い」



こうした不安を持っている方もいらっしゃいます。
最近では、ネットやニュースで“映像が流出した”といった話題もあるため、見守りカメラ=危険というイメージがついてしまっていることも。
また、ネットに不慣れな高齢者にとっては、「よく分からないもの=怖いもの」という感覚になりやすく、そこから警戒心が強まることもあります。
実際に母にカメラを提案してみたら…


私が母に提案したのは、防犯機能やスマートホームの仕組みも備えた多機能な見守りカメラでした。
スマホから室内の様子を確認できて、何かあれば通知も届く。
技術的にも安心できるし、これは便利だと思ったんです。
ところが返ってきたのは…「そんなの監視されてるみたいでイヤ」



自分の家なのに、誰かに見られてるなんて落ち着かないよ。
という強めの言葉でした。
いま思えば、いきなり“フル装備”の提案をしてしまったのがよくなかったのかもしれません。
「見守りカメラ=安心」と思っていたのは、あくまで私の側。
本人にとっては、不安やストレスのほうが大きかったんだと思います。
その後、どうやって気持ちを和らげたか
しばらくカメラの話題は出さず、時間を置いてから少しずつ気持ちの距離を縮めていきました。
たとえば、「近所で空き巣があったらしいよ」「玄関だけでも映ってたら安心だよね」なんて、雑談の延長のような形で防犯の話をしたり。
あとは、母の信頼している親戚に、ライトな感じで「最近こういうの流行ってるらしいよ」と話してもらうことも効果的でした。



第三者の声の方が素直に受け止められることってありますね。
最終的に母は、カメラではなくセンサー型の見守りを受け入れてくれました。
でもその過程で学んだのは、一度ダメだったとしても、言い方やタイミングを変えれば受け入れてもらえる可能性はあるということ。
そして何より、こちらが安心したいからといって、本人の気持ちを置いてけぼりにしてはいけないということを改めて感じました.



高齢者が嫌がる理由を理解した上で、見守りの形を考えたいですね。
見守りカメラを納得してもらうための6つの工夫


「見守りカメラをつけた方が安心だと思うんだけどな…」
そう伝えても、親はまったく聞く耳を持ってくれない。



そんな経験、ありませんか?
でも、実は伝え方を少し工夫するだけで、前向きに受け入れてくれるケースもあるんです。
ここでは、私自身の体験や他のご家庭でうまくいった方法をもとに、6つのアプローチをご紹介します。
- 「防犯目的」をアピール
- 孫や信頼できる人に話してもらう
- どんな風に映るか一緒に見てみる
- 特定の場所だけで使う
- 「私が安心できるから」と伝える
- 強引に進めない
1. 「防犯目的」をアピール
「見守り」や「介護」という言葉に、つい敏感になってしまう方も多いんです。
“まだ元気な自分”を否定されたように感じてしまうのかもしれません。
そんなときは、「最近、玄関先のトラブルが多いらしいよ」など、防犯の話から入ってみるのがおすすめ。
暮らしに便利な道具として紹介することで、抵抗感が和らぐこともあります。
2. 孫や信頼できる人に話してもらう
親子間だと、遠慮がないぶんぶつかってしまうこともありますよね。
でも、孫や信頼している人からのひと言には、意外と素直になってくれたりします。
たとえば「〇〇さんちのおばあちゃんも使ってるって言ってたよ」といった身近な事例をまじえると、安心感にもつながります。
「自分だけじゃない」と思えるだけで、気持ちがやわらぐこともあるんです。
3. どんな風に映るか一緒に見てみる
「どうせ家の中ぜんぶ見られちゃうんでしょ?」と不安に思っている方には、実際の映像を一緒に見るのが一番。
「この角度しか映らないんだよ」「録画はしない設定にしてあるよ」と説明することで、「思ってたより気にならないかも」と印象が変わることがあります。
視覚的に確認できると、“見張られてる”という感覚から“見守ってくれてる”という感覚に変わってくるんです。
4. 特定の場所だけで使う
「全部見られるのはちょっと…」という方には、「玄関だけ」「外出中だけ」など、場所や時間を限定するのも有効です。
「ずっとじゃないならいいかな」と、条件付きなら受け入れてもらえることもあります。
「何かあった時だけ確認するね」と伝えておくのも安心につながります。
5. 「私が安心できるから」と伝える
“見守られる”というと、どうしても“管理されてる”ように感じてしまう方もいます。
そんなときは、「私たちが安心できるから」と気持ちをしっかり伝えてみてください。
「転んだときに気づけたらいいなって思ってて…」
「毎日、元気かなってつい考えちゃうんだよね」
そう言われると、「自分のためにしてくれてるわけじゃないんだな」と思ってもらいやすくなります。
6. 強引に勧めない
どんなに良いサービスでも、本人が嫌がっているときに無理に勧めるのは逆効果です。
「また今度ゆっくり考えよう」といったん話題から離れてみるのも大切なステップ。
時間が経って落ち着いたころに再提案すると、「やっぱり必要かもね」と受け入れてくれることもあります。
見守りカメラが難しいときの代わりに使えるサービス





やっぱりカメラはどうしてもイヤだわ…
親がカメラを嫌がる気持ちもよくわかるので、うちでは別の方法も調べてみました。
カメラを使わずに見守る手段として、最近よく見かけるのが「緊急通報型」や「センサー型」の見守りサービスです。
ここでは、カメラはちょっと…という方にも使いやすい2つの選択肢をご紹介します。
しっかり見守りたい人には「緊急通報型サービス」
これは「通報機能つきの機器」で、何かあったときに自分で助けを呼べるサービスです。
「ペンダント型のボタン」を押すと警備員が駆けつけてくれるプランもあります。
▶ 実際に使ってみた感想はこちら → セコム 見守りペンダントの使用レポート
料金は比較的高めですが、「見られてる感じはしない」と言って、カメラより受け入れてくれる方も多いようです。
ただ、押す力がないときには反応できないので、そこは注意ポイントかもしれません。
さりげなく見守るなら「センサー型サービス」
センサー型サービスは、冷蔵庫やトイレのドアにセンサーをつけて、生活の“いつも通り”がちゃんとあるかをチェックできる仕組みです。
たとえば、「朝になっても冷蔵庫が開いてない」とか、「トイレの動きがしばらくない」といったときに、スマホに通知が届くようにしています。
何より「見られてる感じがしない」のが、親にとってもラクみたいです。



この“ちょうどいい距離感”が、すごくありがたいですね。
最近は、Wi-Fi不要で使えるセンサー型のサービスも増えています。
▶ らくらく設置できるセンサーをお探しの方はこちら→ Wi-Fiなしで使える見守りセンサーまとめ
【Q&A】見守りカメラのよくある質問と答え
- 高齢の親が見守りカメラを嫌がるのはなぜ?
-
よくある理由としては、「監視されているようで落ち着かない」「まだ元気だから必要ないと思っている」「機械が苦手」「費用がかかるのが気になる」「映像の取り扱いが心配」などが挙げられます。
特にプライバシーに対する不安から、強い抵抗感を示されることもあるようです。
- どうやって見守りカメラを納得してもらえばいい?
-
防犯目的として提案する、信頼している家族(特に孫世代)から話してもらう、実際の映像を一緒に見てもらうなどが有効です。
また、「使うのはリビングだけ」「物理的にシャッターを閉じられるタイプにする」など、使い方を限定すると納得されやすくなります。
無理に勧めず、少しずつ理解してもらえるよう心がけましょう。
- 見守りカメラ以外の見守り方法はありますか?
-
はい、たとえば、緊急時にボタンを押して通報できる「緊急通報型サービス」や、生活リズムをそっと見守る「センサー型サービス」などがあります。
どちらも「見られている」と感じにくいため、見守られる側の心理的な負担が少なく、カメラが苦手な方でも受け入れやすい傾向があります。
まとめ|無理に見守りカメラを勧めるのではなく、気持ちに寄り添った選択を
- 見守りカメラを嫌がるのは、プライバシーや機械への不安、費用・セキュリティ面での心配があるから
- どう伝えるか、誰が伝えるかで印象は変わる
- 「緊急通報型」や「センサー型」などカメラ以外の選択肢もある
離れて暮らす親のことを思うと、「何かあったらどうしよう」と心配になるのは当然のこと。
でも、見守りは“押しつける”ものではなく、お互いが気持ちよく続けられる形であることが大切だと感じています。
焦らず、相手の気持ちに寄り添いながら、できることから少しずつ。



そんな見守りが、いちばん長続きするのかもしれません。
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