40代からゆるっと始める断捨離|服の片づけでやってはいけないNG行動5選&後悔しない整理法

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この記事で解決できるお悩み
  • 服の断捨離で「捨てすぎて後悔」した経験がある
  • 40代になって服が増えすぎて管理しきれない
  • 断捨離をしたいけど、何から始めたらいいか分からない

「断捨離®したいけど、何から始めればいいのかわからない…」
「服を勢いで手放したら、あとから後悔した…」

そんな経験はありませんか?

実は私、FPとして老後資金や暮らしの最適化を実践してきた中で、断捨離®検定2級にも挑戦しました。

暮らしもお金も“まるごと整える”視点から、実際にやってみて分かった片づけのコツをご紹介します。

40代は、体型やライフスタイル、価値観も変わりやすい時期。

若い頃に比べて、服やモノが増えて管理が大変になる一方で、感情任せに捨ててしまうと「あれ、取っておけばよかった」と後悔することも少なくありません。

この記事では、40代から無理なく始められる「ゆる断捨離」をベースに、断捨離でやってはいけないNG行動5つをご紹介します。

服だけでなく、本や食器、思い出の品なども含めた「失敗しない手放し方」や、「捨てられない時の対処法」まで詳しく解説。

私自身の体験談や、Before→Afterの写真、リサイクルやお焚き上げのサービスも合わせてご紹介しています。

読み終える頃には、「もう捨てるのが怖くない」と思えるはずです。

ぜひ最後まで読んで、心も暮らしもスッキリさせるヒントを見つけてくださいね。

一緒に“ゆるっと、断捨離始めてみませんか?

※断捨離®は、やましたひでこさんの登録商標です

目次

40代から始める「ゆる断捨離」とは?

40代になると、気がつかないうちに家の中が物であふれている…そんな感覚を持ったことはありませんか?

若い頃に買った洋服、趣味の道具、子育てグッズ、もう読まない本…。

それぞれに思い出や背景があるからこそ、「なかなか捨てられない」という気持ちはごく自然なことです。

でも、その“なんとなく置いてあるモノたち”が、少しずつスペースと心の余白を奪っていくのも事実。

だからこそ、今、おすすめしたいのが「ゆる断捨離」という考え方です。

ゆる断捨離=無理をしない片づけの習慣

断捨離と聞くと、「全部捨てなきゃいけない」「ミニマリストを目指すもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

でも、40代から取り入れるならゆるっと断捨離するのがおすすめ。

無理をせず、完璧を求めず、“自分にとってちょうどいい暮らし”を整えていく

この考え方が、ストレスなく続けられて、気づけば心地よい空間ができているという、理想的な片づけのスタイルなんです。

終活と断捨離の違いとは?

「断捨離って、終活と同じこと?」という質問もよくあります。

確かにどちらも「物を減らす」ことには変わりありませんが、目的がまったく違います。

目的
断捨離の暮らしを快適にするための整理
終活家族に迷惑をかけないよう将来の準備

つまり、断捨離は「」に焦点を当てる行動なんです。

そして、40代でこの習慣を身につけておくと、結果的に未来の自分や家族をラクにする“ゆる終活”にもつながっていきます。

無理なく続けるゆる断捨離®のコツ

断捨離が続かない理由は、「一気に片づけよう」としてしまうことにあります。

40代は仕事・家事・育児に加えて、親の介護や体力の変化など、時間にも体にも余裕がない世代。

だからこそ、少しずつ・やさしく・ラクに続ける仕組みが大切です。

おすすめはこの3ステップです。

  • 「今日は引き出し1つだけ」と決めてスタート
  • 「1年以内に使ったか?」で捨てる or 残すを判断
  • 売る・寄付・捨てるの3分類で整理する

「やらなきゃ」ではなく、「ちょっと軽くしてみようかな」くらいの気持ちが、長く続けるコツです。

服の断捨離でやってはいけないこと5選

断捨離の中でも、失敗の声をよく聞くのが「服」なんです。

「全部捨てたら、必要な服が足りなくなった」「高かった服を捨てられない」「似合わない服が溜まっていく」…そんな悩みを抱える人は少なくありません。

私も間違って捨ててしまい、買いなおした経験があります。

【NG①】一気に全部捨てようとする

「もう面倒!全部まとめて捨てちゃおう!」という衝動、ありますよね。

でも、服は季節やイベント、体型や気分によって必要なものが変わります。

勢いだけで捨てると、「あの服、まだ必要だった…」と後悔する確率が高いです。

【OK】カテゴリーごと・季節ごとに分けて少しずつ

今日は「トップスだけ」「春物だけ」と小さな単位で進めるのがおすすめ。

少しずつ見直すことで、捨てすぎや後悔を防げます。

📌 「服は“ごっそり”より“ちょっとずつ”。小さな一歩が後悔防止のコツ」

【NG②】「高かったから」と残してしまう

数年前に買った高級ブランドや、お気に入りだったワンピース。

値段を思い出すと「もったいなくて捨てられない」と思ってしまいがちです。

でも、その結果クローゼットには“着たい服”がなく、“着ない服”ばかりが増えてしまいます。

【OK】値段ではなく「今の自分に必要か」で判断

基準は「今着たいかどうか」。

数年間着ていない服は、たとえ高価でも「手放してOK」と考えましょう。

📌 「値段ではなく、今の自分に似合うかどうかで選ぶ」

【NG③】思い出だから全部とっておく

学生時代の制服、旅行先で買った服、プレゼントでもらった洋服…。

思い出があると手放しづらいですが、全部を残してしまうと収納が埋まり、今使う服をしまえなくなってしまいます。

【OK】1〜2点だけ残して、他は写真に撮る

本当に思い入れのある服は1〜2枚だけ残し、他は写真に撮って記録しましょう。

思い出はモノではなく記憶として残すのがポイントです。

📌 「思い出は“量”ではなく“選び抜いた一点”で十分」

【NG④】「いつか痩せたら着る」服を残す

「痩せたら着たいから」と数年前のパンツやスカートを残していませんか?

これは“理想の自分”を基準にしているため、今の自分に合っていない服ばかりが増えてしまいます。

結果的に、自己肯定感を下げる原因にも。

【OK】“今の体型・今の生活”に合う服を残す

服は「今の自分にフィットするかどうか」で判断するのがベスト。

痩せたら新しい服を買うと割り切ると、クローゼットも気持ちも軽くなります。

📌 「未来の自分より、今の自分を大切にする」

【NG⑤】収納グッズを先に買ってしまう

片づけよう!と決意すると、収納ボックスやハンガーを先に買いたくなりますよね。

でも、これは本末転倒。

収納グッズを増やすと“片づけた気分”にはなりますが、実際はモノを増やす原因になります。

【OK】まずは減らしてから必要な収納を考える

順番は「減らす → 必要な収納だけ残す → 足りない分を補う」が正解。

収納グッズは“最後に買うもの”と覚えておきましょう。

📌 「収納グッズはスタートラインではなく“ゴールのごほうび”」

服の断捨離は“勢い”より“見極め”が大事

服の断捨離は、判断が感情に左右されやすいジャンルです。

  • 今の自分に必要か?
  • 最近着ているか?
  • もう一度買いたいと思うか?

👉 「3つすべてYESなら残す」くらいの気持ちで十分。

無理に完璧を目指さなくても、「ちょうどいい量」が心地よさにつながります。

【体験談】服を売ったら寿司になった話

私は少し前まで、「着なくなった服はごみ袋に入れて資源回収へ」タイプでした。

捨てるのはあっという間。査定の手間もないし、楽ですしね。

でもある日、夫にこう言われました。

「それ、リサイクルショップに持っていけば?」

正直、「え?こんなの売れないでしょ」と思いつつ、試しに紙袋いっぱいに洋服を詰めて持ち込んでみました。

リサイクルショップで思わぬ収穫!

結果はなんと……2,625円!

実は、査定の待ち時間に店内をふらふら…。

そこで見つけてしまったのが、真っ赤なドンペンTシャツ(某有名ディスカウントキャラです)。

はい、ゆるっと買っちゃいました(笑)。


そして、残りのお金をもって夫と回転寿司へ。

最終的に、

  • 洋服を手放す
  • Tシャツが戻る
  • お金は寿司で消える

という、若干マイナスの結果になりましたが(笑)、これが断捨離®をちゃんと学ぼうと思ったきっかけです。

このあと私は、「断捨離®検定2級」に挑戦しました。

断捨離を正しく学ぶことで、次第に手放すこと」への苦手意識がなくなり、家も心も軽くなったのを実感しています。

服以外でも「やってはいけない断捨離」はある!

ここまで「服の断捨離でやってはいけないこと」を紹介してきましたが、実は他のジャンルにも後悔しやすいポイントがあります。

ここからは、「本」「キッチン用品」「思い出の品」の3ジャンルに分けて、やってはいけないこと&対策を紹介します。

本・雑誌の断捨離でやってはいけないこと

本も「つい勢いで捨てて後悔しやすい」アイテムのひとつです。

特に思い入れのあるジャンルや役立つ可能性のある本は、注意が必要です。

【NG】全部まとめて捨てる

「もう読まないし、全部いらないよね?」と一気に処分してしまうと、あとで「やっぱりあの本だけもう一度読みたい…」と後悔するケースが少なくありません。

特に気をつけたいのは:

  • 専門書や育児本
  • 趣味の本(レシピ・ガーデニング・DIY)
  • 思い出の漫画や小説

こういった本は、後から必要になることが多いんです。

【OK】一時保留ボックス+宅配買取サービスを活用

迷った本はすぐに捨てず、まずは「一時保留ボックス」に入れて3か月様子を見ましょう。

結局読まなければ手放してOK、必要ならそのまま残せばいいんです。

さらに、手放すと決めた本は「宅配買取サービス」に送れば自宅から出ずに整理できます。

段ボールに詰めて送るだけで、本・DVD・ゲームまでまとめて査定してくれるので手間いらず。

📌 本は“ワンクッション”で後悔ゼロ。迷ったら一時保留 → 読まなければ宅配買取へ。

キッチン・食器の断捨離でやってはいけないこと

キッチンは日常的に使うものが多く、数も増えやすい場所。

だからこそ「捨てすぎ」や「ため込みすぎ」で後悔しやすいんです。

【NG】来客用・行事用まで手放す

「普段使っていないから」と来客用の食器まで処分してしまうと、急な来客やお正月・法事などのイベントで困ってしまうことがあります。

【NG】とりあえず空いたスペースに詰め込む

「まだ入るから」と食器を重ねてしまうと、奥の器が出番を失い、結局“使わないまま”になりがちです。

収納スペースがある=入れていい、ではありません。

【OK】適量を決めてスッキリさせる

私自身、「断捨離®検定2級」の課題で食器棚を整理しました。

✅ ポイントは3つ:

  • 「普段使う分+来客用を少し」残す
  • 同じ種類は3〜4枚に絞る
  • よく使うものを取りやすい位置へ配置

これだけで、見た目もスッキリ、取り出しやすさ・片づけやすさも格段にアップしました。

📌 食器は“適量ルール”で暮らしが変わる。毎日の料理も片づけも、もっとラクに!

思い出の品・お守りの断捨離でやってはいけないこと

思い出や信仰に関わるモノは、特に感情が強く残るため、無理な断捨離は後悔につながりやすいジャンルです。

【NG】無理やり捨てる

ぬいぐるみや神社でいただいたお守り、両親からの手紙や作品…。

これらを「エイヤッ!」とゴミ袋に入れてしまうと、罪悪感や喪失感だけが残ることがあります。

【OK】感謝を込めて“送り出す”

思い出の品は「捨てる」のではなく「送り出す」と考えると、気持ちがとても楽になります。

私は実際に「みんなのお焚き上げ」というサービスを利用しました。

ネットで申し込み、郵送で送るだけで神社で供養していただけるので、安心して手放せます。

処分ではなく「区切り」として手放せたことで、心が軽くなり、前に進めた感覚がありました。

📌 思い出の品は“捨てる”より“送り出す”。感謝で区切りをつけると、心までスッキリ!

服・本・思い出品を「うまく手放す」ために大切なこと

ここまで紹介したNG行動には、ある共通点があります。

「捨てる=手放す」と思い込んでしまうこと


断捨離の本質は、“不要なものを手放す”こと。

でも、その方法は「捨てる」だけではありません。

【OK】手放し方はいろいろ

  • 誰かに譲る
  • フリマで売る
  • リサイクルに出す
  • お焚き上げに託す

「ありがとう」の気持ちを込めて送り出すと、後悔ではなく“感謝”が心に残るのです。

📌 手放す=捨てるじゃない。“ありがとう”で送り出せば、暮らしも心も軽くなる!

【実例】食器棚を断捨離してみた!Before→Afterで見る変化

私が「断捨離®検定2級」を受けたとき、本気で整理に取り組んだ場所があります。

それが「食器棚」です。

では、Before→Afterの写真をご覧ください

Before:モノが多すぎて見えない

当時の食器棚は、お皿やコップ、マグカップがぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、何がどこにあるか分からない状態。

  • 同じような白い皿が何枚も重なっている
  • どこに何があるか分からない
  • 一番上の棚は完全に“放置ゾーン”

「とりあえずここにしまっておこう」で増えたモノたちは、使わないまま数年放置されていました。

整理前の食器棚はこちら。お恥ずかしい…。

整理前の食器棚:皿やマグがぎゅうぎゅうで、奥のものは取り出せない状態

After:よく使う食器だけを厳選!

断捨離を実践してからは、「使っている食器」だけが残るシンプルな棚に。

  • 2人分、普段使いの食器だけを厳選
  • 同じ種類は3~4枚程度に絞る
  • 使用頻度の高いものを取り出しやすく配置

普段使う食器って、実は決まってるんですよね。

整理後の食器棚:普段使いの食器だけに絞り、取り出しやすさが格段にアップ

手が届かない上の棚には、何も置かないことにしました。

こちらは棚の“一部”なので、実際には普段使いの食器や来客用の器なども別の場所にあります。

写真だけ見ると「少なっ!」と感じるかもしれませんが、生活に必要な分はちゃんと残しています。

「全部捨てる」ではなく「適量を見極める」

断捨離は、モノをゼロにすることが目的ではありません。

今の自分や家族にとって、“ちょうどいい量”を見つけることが大切なんです。

  • 探し物がなくなる(時間の余裕)
  • 管理がしやすくなる(心の余裕)
  • 買いすぎ防止になる(お金の余裕)

断捨離で「必要なものだけがある暮らし」を手に入れると、生活全体が軽くなっていきます。

40代からの断捨離でよくある質問(FAQ)

ここでは、「断捨離って、どう進めればいいの?」という方から寄せられるよくある質問にお答えします。

服の断捨離で「捨てて後悔」しないためには?

断捨離初心者さんが陥りやすいのが、勢いで捨ててしまって「あれ必要だった!」となるケースです。

対策はこの3つ:

  • 一時保留BOXを作る:迷った服はいったん箱に入れて、3ヶ月経っても着なければ手放す
  • 着用シーンをイメージ:普段着・仕事着・イベント用などで整理
  • カテゴリ内で比較する:似た服同士で「どちらが今の自分に合うか」を比べる
家族の服は勝手に断捨離してもいい?

答えはNOです。

たとえ着ていなくても、本人にとっては大切な服かもしれません

勝手に処分するとトラブルや信頼の損失につながることも。

対応方法:

  • まずは「自分の服」から始めて効果を見せる
  • その上で「手放したらスッキリしたよ」と話して、家族を巻き込んでいきましょう
何着くらい残すのが理想ですか?

人によって違いますが、1シーズン10〜15着が目安になることが多いです。

  • トップス:5〜7着
  • ボトムス:3~4着
  • アウター:1〜2着
  • フォーマル:1〜2着

これだけでも、組み合わせ次第で十分に着回せます。

「お気に入りだけに囲まれる感覚」が断捨離®の理想です。

捨てられない服や物はどうしたらいい?

「もったいない」「思い出がある」「罪悪感がある」などの気持ちは、とても自然なものです。

無理に捨てようとせず、こんな方法を取り入れてみてください。

  • 写真に残してから手放す
  • リサイクル・寄付に出す
  • お焚き上げサービスを使う

感謝の気持ちで「手放す」ことができれば、心が軽くなりますよ。

【まとめ】40代の今こそ、「ゆる断捨離」で暮らしと心を整えよう

  • 思い出・高かった物・痩せたら着る服…NG行動に注意
  • 捨てる以外の「手放し方」も選択肢に入れる
  • 自分にとっての“適量”を見極めよう

40代は、まだ体力も判断力もある世代です。

だからこそ、「今の自分に必要なモノ」と「これからの暮らし」に向き合えるタイミングなんです。

ゆる断捨離は、未来の安心にもつながる

暮らしが整うと、自然と「心の余裕」も生まれます。

掃除がラクになる、探し物が減る、無駄な買い物が減る…。

そして将来の自分や家族にとっても、“片づけやすい家”を残すことは大きなギフトになります。

「今日は1枚だけ手放してみよう」

その小さな行動が、未来を変える第一歩です。

あなたらしい「ゆる断捨離」をはじめてみてくださいね。

※断捨離®は、やましたひでこさんの登録商標です

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