福祉住環境コーディネーターいきなり2級!どんなに忙しい人でもサクッと合格できるコツ

この記事で解決できるお悩み
  • 福祉住環境コーディネーターいきなり2級は難しい?
  • 福祉住環境コーディネーター2級に合格するための勉強時間は?
  • なんとしても一発合格したい!

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2023年12月、福祉住環境コーディネーターいきなり2級を受験。一発合格しました!

本業は総合病院の眼科に勤務しています。

医療系FPとしてセミナー講師・地方紙でコラムを連載した経験があります。父を亡くしたのがきっかけで終活の大切さを痛感、終活ガイド1級を取得しました。

私の母は変形性股関節症「末期」と診断され入院、人工関節置換術を受けました。手術の翌日には股関節の痛みがなくなり、「楽になった!」と母はとても喜んでいました。

しかし、手術後はリハビリテーションが必要であり、日常生活においても特別な配慮が求められます。先月は、起床時に派手に転んだと連絡がきました……。

そこで私は福祉住環境コーディネーター2級を取得し、母が自宅で安全・安心・快適に暮らせるよう、実家の住環境整備をすることに決めました。

この記事では

  • 福祉住環境コーディネーターいきなり2級合格するのに必要な勉強時間は?
  • どんなに忙しい人でもサクッと合格できるコツ
  • 福祉住環境コーディネーター2級をCBT方式で受けてきた!【体験談】

について解説します。

この記事を読めば、仕事や家事で日々忙しい私たちでも、福祉住環境コーディネーターをいきなり2級から受験、合格するための道筋が開けるでしょう。

ぜひ最後まで読んで、この記事を参考にしてくださいね!

目次

福祉住環境コーディネーターいきなり2級は難しい?必要な勉強時間

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障がいを持つ人のために、住まいをより安全・安心・快適にする専門家です。この資格は、東京商工会議所が行う試験で取得できます。

福祉住環境コーディネーター検定試験は国家資格ではありません。

福祉住環境コーディネーター検定試験は3級から1級までありますが、2級は受験資格は設けられていないため、いきなり2級を受験することもできます。また、試験問題は2級公式テキストから出題されるので、福祉住環境コーディネーター3級はスキップしても問題ありません。

いきなり2級を受験すれば、お金も時間も節約できます。

いきなり2級受験なら1.5ヵ月前からスタート

福祉住環境コーディネーター2級に合格するためには、計画的な勉強が必要です。特に、経験が少ないか全くない方がいきなり2級に挑む場合、試験日の1.5ヵ月前から勉強を始めるのがオススメ

忙しい人の勉強方法は、

You Tube視聴→過去問→公式テキスト→アウトプット

がおすすめです。詳しくはこの後解説します!

試験日当日に自信を持って臨むため、私は1.5ヵ月必要でした。

2級に合格するための目安は1日1~2時間

福祉住環境コーディネーターの試験勉強において、1日に1~2時間を勉強にあてるのが理想的です。毎日少しずつ勉強することで、長時間の勉強による疲れを避けながら、効率的に学習を続けることができます。

ただし、この1~2時間という時間設定は平均的なものであり、個々の前提知識、学習の効率、学習環境などによって、必要な学習時間は人それぞれ異なります。そのため、自分に合った学習ペースを見つけることが大切です。

私は通勤時間(往復2時間)に学んでいました。

福祉住環境コーディネーターいきなり2級合格のコツは?

私が福祉住環境コーディネーター2級の勉強を始めたとき、最初に手を出したのは、なんとYouTubeの動画でした。現代は活字離れが進んでいるとよく言われますが、私もまさにその一人です。

情報を得る方法は人それぞれですが、私にとっては目で見て耳で聞くことが最も効率的。YouTubeには福祉住環境コーディネーター2級合格に向けた動画があり、これを視聴することで合格に必要な内容を効果的にインプットできました。

動画で基本的な知識を得たら、次は過去問。ここで初めて活字に触れますが、動画で学んだ内容を頭にあるので理解が格段に早くなります。

また、過去問を解いているうちに、試験に出やすいポイントや自分の弱点を把握できるのも大きなメリットです。そして何より「過去問」を上手く活用できれば、合格の確率は格段にアップします。

それでは、サクッと一発合格した私の勉強法を4つ紹介します!

通勤時間はYou Tube聞き流し

最近はYouTubeでも資格取得のコンテンツが充実しています。

福祉住環境コーディネーター2級の合格を目指すなら、「3福祉資格情報チャンネル」がオススメ。通勤中や家事をしながら学習内容を聞けるので、試験日の6週間前から前日までほぼ毎日視聴していました。中でも、ゼロから勉強をスタートした「建築分野」は繰り返し視聴しました。

「建築分野」も8割以上取れたのは、この動画のおかげ!

福祉住環境コーディネーター2級の試験対策は「過去問」がカギ

これまでたくさんの資格を取得してきましたが、合格のカギとなるのはいつも「過去問」です。

「過去問」を上手く活用できるかどうかがカギとなります。

まずは、試験日から6週間前、この2冊を購入しました!

過去問題集を手にしたとき、1ページ目から解いていませんか?

私は見たことも聞いたこともない用語が出てきても、気にせず一旦最後まで読んでいきます。なぜなら1周目は、その試験の傾向や出題パターンを掴んでいくのが目的だからです。

2周目からは問題を解き始め、間違えた問題には付箋を貼り、その日のうちに対応テキストを使ってサラッと確認するようにしました。確認は一読するだけで十分なので、どんどん先に進んでいくのがポイント!これは忙しい日々を送る社会人にとって、勉強時間を有効に活用するための一番良い方法です。

薄い記憶を何度も塗り重ねていくイメージです。

福祉住環境コーディネーター2級テキストに目を通す

福祉住環境コーディネーター検定試験の2級公式テキストは試験内容を網羅しているので、一発合格には欠かせません。また最近の試験では、テキスト内の図表を使った出題も増えているので一通り目を通しておく必要があります。

あなたは忙しい日常の中で、あの厚いテキストを隅々まで読む時間がありますか?もしテキストを読む時間がない人は、公式テキストを使った試験対策セミナーを活用する方法もあります。

私は457ページを隅々まで読むなんて、とても無理でした。

アプリをダウンロードすると、短い時間で学べる動画が用意されており、重要ポイントの理解を深めることができます。

再生スピードは

0.5倍

1.0倍(標準)

1.5倍

2.0倍

に調整可能で、最初は標準の速度で、慣れたら速度を上げて時間を節約しながらも内容を確認できます。機械音のナレーションには少し違和感を覚えるかもしれませんが、慣れれば問題なく学習を続けられます。

1周目は標準速度で視聴

私の勉強法はシンプルです。まず1周目は標準速度で視聴し、全体の理解を深めます。かかった勉強時間は300分(5時間)です。

スピードアップで時間短縮

そして、2周目からは動画を1.5倍速で再生します。これにより、同じ内容をより短い時間、約200分(3時間20分)で見ることができます。速度を上げることで集中力も高まり、効率的な学習が可能になります。

1週間の学習計画

一般的に、1日1時間、週に7時間勉強するとします。このスケジュールを使って、1.5倍速で動画を見ると、1週間で公式テキストの重要ポイントを2周も見ることができます。

全体像が見えるだけでなく、勉強時間を大幅に短縮!

福祉住環境コーディネーター受験対策セミナー

全分野コース(視聴時間:約300分):19,800円(税込)
福祉・医療分野コース:11,000円(税込)
建築・福祉用具分野コース:11,000円(税込)

スキマ時間はアプリを活用

福祉住環境コーディネーター2級の試験前の総点検に最適な、厳選された○×問題が800問。しかも全問にわかりやすい解説がついています。

実際に問題を解くことで、知識を定着させることが目的です。

試験日から3週間前…

福祉住環境コーディネーター検定受験対策セミナーを一通り見た後、スマートフォンのアプリを使って勉強を始めました。長時間集中して勉強することが難しい人でも、スキマ時間を使って効率よく学習を進めることができるのです。

このアプリは一問一答形式で、ちょっとした空き時間にも学習ができるので、特に忙しい人にはオススメ!たとえば通勤途中や待ち時間など、短い時間を利用して知識の確認と強化が行えます。

暗記と言えば赤いシート。あれがスマホ上で使えます!

ユーキャン資格本アプリ「福祉住環境コーディネーター2級」(1,200円)

試験に沿った練習問題は、試験日の2週間前に解き、間違った箇所は徹底的に復習しました。

福祉住環境コーディネーター2級CBT方式で受けてきた!【体験談】

IBT方式とCBT方式って何?

IBT(Internet-Based Testing)方式は、インターネットを介して行われる試験方式で、特定のテストセンターではなく、自宅などで受験できます。

一方でCBT(Computer-Based Testing)方式は、指定されたテストセンターのパソコンを使用して試験を受ける方式です。福祉住環境コーディネーター2級の受験料は7,700円ですが、CBT方式は受験料に加え、CBT利用料の2,200円が必要になります。

どちらも、回答の入力や確認をコンピュータ上で行うため、基本的なPC操作が必須となります。

私はPCが苦手なので、CBT方式を選びました。

福祉住環境コーディネーターいきなり2級!申し込みから受験までの流れ

1.受験サイトで予約

受験サイト(Excert)でアカウントを作成し、

  • 希望の受験会場
  • 希望日時

を入力しました。

先着順なので、早めの申込みがオススメです。

2.受験料9,900円を支払う

スマホからクレジットカードで支払いました。なお、コンビニエンスストアでの決済も可能です。

3.受験前に登録情報を確認

試験前日までに、Excertにログインし

  • 氏名
  • ふりがな
  • アルファベット
  • 生年月日

などの登録内容に誤りがないかを確認します。もし間違っている場合は、コンタクトセンターに電話し修正する必要があります。

4.【試験日当日】試験開始までの流れ

試験日当日は、予約していた時間の15分前に試験会場に到着しました。まず、受付で身分を証明するための運転免許証を提出し、利用規約に署名しました。

その後、指定されたロッカーにバッグとコートを収納しました。受付に戻ると、スタッフから腕時計をしていないか、ポケットに何も入っていないかを確認されました。最後に、受験に必要なIDシートを受け取り、試験に臨む準備が整いました。

それでは受験してきます!

5.【試験日当日】試験結果を確認

福祉住環境コーディネーターの試験を終えた後、私はパソコン上の「試験終了」ボタンを押しました。すると、すぐに画面上に「合格」と表示されました。詳しい試験結果は、Excertにログインして確認できるようです。

ロッカーから荷物を取り出し、受付にロッカーのカギとIDシートを返却し、福祉住環境コーディネーター2級の試験は終了です。駅までの帰り道、歩きながらスマホを確認すると「東京商工会議所検定センター」から2通のメールが。

1通は試験結果と福祉住環境コーディネーター2級のデジタル合格証(PDFデータ)が発行されるとのお知らせがもう1通は、デジタル合格証をダウンロードするためのURLが届いていました。それが、この合格証です。

試験日当日に合格証が発行され、とても驚きました。嬉しい!

福祉住環境コーディネーター2級はどのように役立つか?

高齢の親を持つ子どもが取得しても損はない資格

福祉住環境コーディネーター2級を取得すると、専門知識と技術を持つことが認められ、新しい仕事のチャンスが開かれます。なぜなら日本は超高齢社会に入っており、快適で安全な住環境の需要が高まっています

「介護保険制度に関する世論調査(内閣府)」によれば、介護を受けたい場所として、全体の37.3%が「自宅」と回答しています。私たちが実家の住環境を整えることで、以下のようなメリットがあります。

  • 介護が必要な人が自立して日常生活を送りやすくなる。
  • 家族の介護の負担が軽減される。
  • 家庭内の関係がスムーズになる。

このように福祉住環境コーディネーター2級は福祉や介護に携わる方はもちろん、高齢の親を持つ子どもが取得しても損はない資格となっています。

よくわからないまま業者の言いなり…なんて話も聞くよ。

知識があれば、満足度の高い家になるね。

仕事で活かせるのは福祉住環境コーディネーター2級以上

福祉住環境コーディネーターの中で、実際の現場での作業を行う際に求められるのが2級の資格です。

福祉住環境コーディネーター1級はさらに専門的な知識や技術が求められるため、特定の分野でのスペシャリストとしての役割が期待されます。福祉住環境コーディネーター2級を取得すると、「住宅改修費支給申請の理由書」を作成できます。

住宅改修費支給申請とは、高齢者や障がい者が安全に日常生活を過ごすための改修工事に対して、自治体より住宅改修費が支給されるしくみです。

福祉住環境コーディネーター2級で知っておきたい5つのこと

福祉住環境コーディネーター2級と3級の違いは?

東京商工会議所のホームページによると、3級の基準は……

福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識についての理解度を確認します。

●超高齢社会が到来する中で、生活者として知っておくべき福祉一般の基本的知識を理解している。
●子供から高齢者にわたる全世代を対象に、生活者の視点から地域コミュニティ・まちづくりを含んだ「福祉住環境整備の基礎知識」を理解している。

2級の基準は……

3 級レベルの知識に加え、福祉と住環境等の知識を実務に活かすために、幅広く確実な知識を身につけていることを確認します。

また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力を求めます。

●介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解している。
●福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、住宅環境、福祉用具等を総合的に勘案し、各専門職と連携して最適な解決策を提案できる知識・技能を有している。

となっています。

また、2級の出題範囲は、「3級の範囲および2級公式テキスト(改訂6版)に該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います」となっています。しかし実際は、2級公式テキストから出題されています。

福祉住環境コーディネーター2級の合格率は?

直近3回を見てみると……

試験回2級3級
第48回39.9%39.4%
第49回34.7%38.5%
第50回35.9%45.5%
第51回40.2%36.9%
第52回38.1%40.9%
出典:東京商工会議所

福祉住環境コーディネーター2級の合格率は、多少変動しますが、おおむね30~40%程度となっています。この数字からも、福祉住環境コーディネーター2級のレベルは、それなりの難易度があることがわかりますね。

そして福祉住環境コーディネーター2級の合格率は、福祉住環境コーディネーター3級と大きく変わらないのが特徴です。

効率よく勉強を進めれば、いきなり2級合格も可能!

福祉住環境コーディネーター2級の試験時間は?

福祉住環境コーディネーター2級試験は年に2回開催され、試験時間は90分です。解答が終わったら試験終了ボタンを押し、早めに退席することもできます。

福祉住環境コーディネーター2級は何択ですか?

出題形式は択一問題または多肢選択式で出題されています。配点は1問1点~3点です。

福祉住環境コーディネーター2級は何点で合格?

福祉住環境コーディネーター2級試験の合格ラインは100点満点中、70点以上となります。

まとめ

  • 受験資格はないため、福祉住環境コーディネーターはいきなり2級を受験できる
  • 効率的な勉強法は「過去問」がカギ
  • 実際の現場で求められるのは2級以上

福祉住環境コーディネーター2級は、高齢者や障がい者の快適な住環境を整える専門家を目指すための資格です。この資格を取得することで、自宅で安全・安心・快適に暮らすための提案や、住空間の設計が可能になります。

特に超高齢社会に突入した日本では、このような専門知識が必要ですね。

紹介した4つの勉強法を駆使すれば、忙しい社会人でも無理なく学習を進めることができるので、いきなりでも2級合格への道は一気に開けますよ!

最近では、高齢者が安心して暮らせるように、さまざまな技術を使った見守りサービスが増えています。

高齢者見守りサービスは、お互いの不安を取り除き、家族がもっと安心して暮らせるための「つながり」を築くもの。上手に活用すれば、離れて暮らす親の安全を見守るだけでなく、万が一の時にも迅速なサポートが可能になります。

「ちょっと気になるな…」と思った方は、あわせてこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

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