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夕食を食べ終えて、ふと「今日、薬飲んだっけ?」と立ち止まる。
1日1回の処方薬なのに、忙しい日や予定の入った日に意識が散ると、「飲んだかどうかの記憶」がふっと曖昧になることはありませんか?

50歳になった私は、毎日夕食直後に薬を飲むようになりました。


最初の頃は、忘れないようにテーブルの脚にマグネットフックを貼って、透明ポーチで薬シート(PTPシート)をぶら下げていました。



でも、これだと飲んだか飲んでないかがよく分からなくなって…。
毎晩、お薬シートをのぞき込んでは「あれ、今日飲んだっけ?」と暗算する日々。
そこで、無印良品が好きな「ムジラー」歴30年超えの私が向かったのは、無印良品。
専用ピルケースやお薬カレンダーじゃなくて、無印の定番アイテムを組み合わせた「自分なりの薬収納アイデア」で、毎日飲む薬の「飲んだ/飲んでない」が一瞬で分かる仕組みを組み立てたかったんです。
この記事では、失敗から気づいて辿り着いた、今の私の薬収納のかたちを、写真つきでまるごとお伝えします。
50歳で薬を飲み始めるのは「自分のメンテナンスを始めるタイミング」なのかもしれませんね。



それでは、「みがる」な無印薬収納を、ご紹介していきます。
毎日飲む薬の収納に悩む方へ!私が無印良品で「飲み忘れ防止」の仕組みを作るまで


無印で薬収納を組み立てる前、私には大きな回り道がありました。
その回り道があったからこそ、今の形にたどり着けたんです。
【失敗談】1日1回の薬をテーブルの脚に吊るしていた頃
飲み始めた当初、私が最初に試したのは、テーブルの脚にマグネットフックを貼って、透明ポーチに入れた薬シートを吊るす方法でした。
食卓のすぐ近く。目線にも入る。これなら毎日飲む薬を忘れない!と思っていたんです。





透明ポーチに入れておけば、食卓に座るたびにチラッと目に入りますからね。
ところが、毎日続けてみて気づきました。
「結局、飲んだか飲んでないか、よく分からなくなる…」
PTPシートのままでは「毎日飲む薬の管理」が難しかった理由
ちなみにPTPシートとは、お薬が1錠ずつプラスチックの凸みに入っていて、裏のアルミを押し出して取り出す、あの一般的なシートのことです。
このPTPシートのままポーチに入れていると、空きが「視覚的にハッキリ出る」仕組みになっていなかったんです。



ポーチの外からじゃ、パッと見で判別できないんですよね。
毎晩、お薬シートをのぞき込んでは「あれ、今日って…」と記憶をさかのぼって暗算する日々。
そのうち、カレンダーや別のメモに飲んだ日を書き始めて、気づけば管理の作業が増えていく始末でした。
そこで、ハッと気がついたんです。
「目立つ場所に置く」だけじゃダメ。
「飲んだ/飲んでない」が一瞬で分かる仕組みが要る、と。
必要だったのは、ただ見える場所ではなく、マスが空いていれば飲んだ/残っていればまだ、と目で見て直感的に分かる「区画式の収納」でした。
専用ピルケースではなく無印良品へ向かった理由
「区画式」と聞いて、まず浮かんだのは市販の専用ピルケースやお薬カレンダーでした。
しかし、実家などで見かける市販品は、「いかにも介護用品」という見た目が、どうしても気になってしまったんです。
カラフルすぎたり、医療っぽい配色だったり、サイズが大きすぎたり。食卓に置くなら、もっとインテリアや今の暮らしに溶け込むものがいい。
そんなとき向かったのが、大好きな無印良品の売り場でした。
「薬収納の専用品じゃなくていい。無印の定番アイテムを組み合わせて、自分にぴったりな『区画式の収納アイデア』を組み立てればいいんだ」と。



いくつか組み合わせてみた結果、驚くほどしっくりくる形が見つかったんですよ。


【総額840円】毎日飲む薬の収納におすすめ!無印良品アイテム3選


無印良品で見つけた、私の薬収納の主役はたったの3つ。
どれも普段使いの定番アイテムで、合計しても1,000円でおつりが来る金額です。
店舗でもネットストアでもサッと揃うので、ぜひ買い物の参考にしてみてくださいね。
- ポリプロピレン デスク内整理トレー3:税込190円
- ポリプロピレンデスク内整理トレー用仕切板(トレー3用)3枚セット:税込150円 × 2パック(買い足し6枚)
- 厚手フィルムタイプ インデックス付箋 25×25(5色/6本入/各10枚):税込350円
なぜこの3点?「本体・仕切板・ラベル」でカスタマイズできるメリット
3つの道具で揃えた最大の理由は、「本体・仕切板・ラベル」を分けることで、自分の生活リズムに合わせて柔軟にカスタマイズできるから。
| 役割 | ポイント | |
|---|---|---|
| 本体 | 薬を収める 横長トレー | 半透明PPで生活感がきつくない |
| 仕切板 | マスを区切って 1日1区画にする | 計7枚で8区画 に分けられる |
| ラベル | 各マスの 曜日を識別する | 色ルールで一目瞭然 |
専用ピルケースだと「最初から仕切られた形」を受け入れるしかありませんが、この3層構造なら、自分の薬の量や種類に合わせて区画の使い方を工夫できるんです。
たとえば1日に複数回飲む方なら、このトレーを「朝用」「夜用」と複数並べて運用するのもおすすめ。



暮らしに合わせて自由に育てられるのが、この薬収納アイデアのいちばんの強みです。
①本体|ポリプロピレン デスク内整理トレー3


主役となるのが、デスク的引き出し内を整理するための横長の半透明トレー。
サイズは約幅20cm×奥行7cm、深さ4cmほどで、食卓のすみにちょこんと置ける絶妙なコンパクトさです。
底面には仕切板を立てるためのスリットが等間隔にいくつも入っていて、ここに仕切板を差し込むだけで好きな数の区画が作れる仕組みになっています。



見た目が「薬入れ」っぽくならないのが、お気に入り!
②仕切板|2パック購入すれば1週間分の薬収納にぴったり


このトレー専用の仕切板は3枚セットで150円。これを追加で2パック(計6枚)買い足しました。
実は、本体トレーにもともと仕切板が1枚付属しているので、買い足した6枚と合わせると合計7枚の仕切板が揃います。
実は、仕切板7枚を本体に立てると、トレー内がちょうど8つの区画に分かれるんです。
月〜日の7マスに、調整用の予備がちょうど1マス。「これは1週間分の薬収納のためにあるんじゃないかな?」と思うくらいぴったりな数になります。



仕切板を差すだけで「1週間分のお薬カレンダー」のベースが完成するんですよ。
③ラベル|仕切りにシンデレラフィットするインデックス付箋


各マスの曜日を識別するためのラベルは、無印良品の厚手フィルムタイプ インデックス付箋を使っています。
5色/6本入/各10枚というたっぷりの量で、使い切れないほど入っているのもうれしいポイント。
そして、実際に組み立ててみて感動したのが、収納ケースの1区画の幅と、この付箋の横幅がまるで測ったかのようにシンデレラフィットすること!



厚手のフィルムタイプなので剥がれにくく、何度でも貼り直しOK!
手書きで曜日を書かなくても、色ルールだけで直感的に識別できる優れものなんですよ。
飲み忘れを防ぐ!私の「毎日飲む薬」収納アイデア3つ


3つの道具を揃えただけで終わりではなく、毎日無理なく続けられる「ちょっとしたコツ」があります。
それは、私が実際に使いながらたどり着いた、シンプルな3つの工夫です。



どれも特別な道具は要りません。
でも取り入れるかどうかで、毎日の使い心地と「飲んだか分からない不安」が大きく変わってくるんです。
①付箋の色ルールで「今日の薬」を一目で識別する
トレーの中に作った8つの区画のうち、曜日用の7マスに3色の付箋を貼って識別しています(残りの1マスは予備用)。
色ルールは左から、平日(月〜金)の5マスはグレー、土曜は青、日曜は赤。


ちょっぴりうれしい効果は、「今日は何曜日だっけ?」がふっと曖昧になる現代の暮らしの中で、色だけで曜日感覚が戻ってくること。
毎晩薬を取り出すたびに、ちらりと色を見て「ああ、今日は土曜だな」と意識できる。
暮らしの中の小さな目印として、なかなか優秀なんです。



色のルールはお好みで自由に変えてOKですよ。「朝・昼・晩を色で分ける」なんてアレンジもできます。
②生活感を隠す!卓上カレンダーを「蓋」にする収納アイデア


これが私の一番のお気に入りポイント。
手元にあった横長3か月並びの卓上カレンダーが、トレーの上にちょうどぴったり乗ったんです。



お薬収納の上にカレンダーを載せてる感じです。蓋みたいな(笑)
偶然の発見だったのですが、これがびっくりするほど暮らしの動線にハマってくれました。
「蓋」として使うことで、うれしいメリットが3つあります。
- ホコリ防止になって、食卓に薬を裸で置きっぱなしにする心理的抵抗がなくなる
- 中身の薬シートが直接視界に入らないので、見た目がさらにスッキリする
- カレンダーを見て今日の曜日を確認→そのまま蓋を開けて今日のマスから取り出す、という動線が1アクションで完結する
「蓋を開ける→今日のマスから取り出す→蓋を閉める」という所作が生まれることで、夕食後の薬がちょっとした「儀式」になる感覚もあります。
義務感ではなく、自分のための小さな整えの時間として続けられるんです。



カレンダーは横長3か月のタイプがサイズ的にぴったりでした。
③日曜の夜に1週間分をまとめてセットするルーティン
3つ目のコツは、セット作業のタイミングを決めておくこと。
私は日曜の夜、夕食を片づけたあとに1週間分をまとめてセットしています。
処方された薬のシートを1週間分(7錠)用意します。
PTPシートを1錠ずつにパキパキと切り離し、左端から月・火・水…と1区画に1日分ずつ入れていきます。
カレンダーをトレーの上に載せたら、1週間分のセットが完成です。
所要時間はたったの3分。
日曜の夜に3分だけセットすれば、月曜から日曜までの1週間、もう「今日の薬どこ?」と探すことがありません。
そして何よりうれしいのが、飲んだら空になるので、空きマスの数で「今日飲んだか/まだか」が一目で分かること。
「あれ、飲んだっけ?」と不安になって余計に飲んでしまう心配もなくなります。



「飲んだか分からない」のモヤモヤが消えた瞬間、暮らしの中の小さな引っかかりが一つ減りました。
【50歳からのセルフケア】毎日飲む薬の時間を「心地よい習慣」に


今回、無印を巡りながら「どれを組み合わせようかな」と考えていたとき、私の頭の中にずっとあったのは「これからの自分との付き合い方」でした。
50歳での処方薬は「自分をメンテナンスするタイミング」
2026年、50歳になった私は、貧血気味で夕食後の処方薬を飲み始めたんです。
最初は「ついに薬のお世話になる年齢か…」と少し気持ちが沈んだのも正直なところ。
でも、毎日続けているうちに気づいたんです。
これは「老いの始まり」ではなく、自分のメンテナンスを始めるタイミングなんだと。
毎晩、無印のトレーから今日のマスを取り出して薬を飲む数秒。
カレンダーの蓋をそっと閉める所作。
その一連の流れが、いつの間にか「自分のケアの時間」に変わっていました。



「毎晩の薬」が「毎晩のちょっとしたケアの時間」に変わるだけで、暮らしの手触りが少し優しくなりました。
77歳の母には「専用お薬カレンダー」がベストだった理由
同時に強く感じたのが、「この方式は、77歳の母には合わない」ということでした。
母は整形外科の薬を1日4回(朝・昼・晩・寝る前)服用しています。



私には、専用のお薬カレンダーとエモちゃん(音声リマインド)の方が合ってるのよ。



そうだよね。家族でも飲み方が違えば、整え方も違っていいんだよね。
母は1日4回×7日=28マスがしっかり並んだドリテックの1週間用お薬カレンダーと、コミュニケーションロボット「 BOCCO emo LTEモデル Powered by ネコリコ」の音声リマインドを組み合わせて、毎日の薬をしっかり管理しています。




壁掛けタイプで視認性がよく、文字も大きい専用品。視力や握力に不安が出てきた親世代の薬管理には、こうした専用設計のアイテムがやっぱり現実的で頼もしいです。
親世代向けの薬収納や100均のお薬カレンダーについては、別の記事でじっくりまとめています。
▶ 薬の飲み忘れに!100均(セリア・ダイソー)お薬カレンダー徹底比較


大事なのは「優劣」ではなく「自分に合うかどうか」。
50歳の私には無印の自作セットが、77歳の母には専用品+音声リマインドが、それぞれぴったりの形でした。
パスワード管理ノートと揃える、ムジラーの収納一体感
そしてもうひとつ、私が「無印の定番アイテム」にこだわった理由があります。
私はムジラー歴30年超え。文房具も収納用品も、家のあちこちが無印良品で揃っています。
実は、薬収納と同じ思考様式で、パスワード管理ノートも無印の文房具で「自作」して使っているんです。
今回の薬収納で使ったインデックス付箋の余りは、こちらのパスワード管理ノートのインデックスとしても綺麗に使い回しています。
▶ 無印良品で作る「パスワード管理ノート2冊体制」|ムジラーの自作レシピ


「専用品を買うのではなく、普段使いの無印を工夫して生活に馴染ませる」。そんな整え方が一番しっくりくる年齢になったんだろうな、と感じています。



暮らしの統一感が一段上がると、不思議なほど気持ちまでスッキリと整いますよ。
正解はひとつじゃない!暮らしのリズムに合わせる薬の収納アイデア


薬の収納に「これが正解」「これが間違い」なんて絶対にありません。
一番大事なのは、自分の薬の種類や飲むタイミング、暮らしのリズムにしっくりなじむものを選ぶこと。
「無印で自分で組み立てるのは、ちょっと面倒かも…」「外出が多いから持ち運びも考えたい」という方のために、家でのトレー方式以外の選択肢も2つご紹介しますね。
旅行や外出には無印良品「つなげて使えるピルケース」が便利
無印良品には、持ち運びに特化した「つなげて使えるピルケース」(7個セット・税込190円)という名品もあります。
ピルケースは1個ずつパカッと取り外せるので、家を空けるときの持ち出し専用の相棒として私も愛用しています。
滞在する日数分だけポーチに入れて持っていけばいいので、荷物がかさばらないんですよね。



1泊なら1個、3泊なら3個持っていきます。


何より、家でのメインシステム(デスク内整理トレー)と素材感が完全に揃うのが、ムジラーにはたまらないポイント(笑)。



ちなみに…トレーの予備の区画(右)に、ぴったり3つ収まりますよ。
家=トレー方式/外=ピルケース方式。
同じ無印良品の世界観の中で、「家と外の二段運用」が自然に美しく成立してくれますよ。


1日複数回飲む薬の管理なら「専用お薬カレンダー」を選択
一方で、1日に複数回(朝・昼・晩・寝る前)薬を飲む方や、ご家族の薬管理をサポートしている場合は、手作りにこだわらず専用設計のお薬カレンダーを選ぶのが現実的です。
先ほどご紹介した私の母のように、壁掛けタイプで1日4回分を見渡せるタイプなら、仕切板を自分で調整する手間もありません。
視力や握力に不安がある方でも、ポケットからサッと取り出すだけなので毎日無理なく続けられます。





「自分用は無印で自作、親には安心の専用品」と、使い分けていますよ。
お薬の収納だけでなく、暮らしのあらゆる「ごちゃつき」を無印良品の世界観ですっきり整えていく仲間として、こちらの写真整理アイデアの記事もご覧くださいね。
▶ 無印良品のアルバムで「写真整理」|ムジラーが選んだベスト構成


こんな風に、毎日飲むお薬の整え方にはいろいろな選択肢があります。
大切なのは「世間の正解」ではなく、「自分が毎日ご機嫌に続けられる形」を見つけること。



あなたの毎日の動線に、一番なじむ相棒を選んでみてくださいね。
【Q&A】無印良品のアイテムで薬収納を始める前のよくある質問
まとめ|無印良品で毎日飲む薬の収納をすっきり整えよう
この記事では、ムジラー歴30年超えの私が無印良品の収納雑貨で揃えた「1週間分の薬収納セット」について、お買い物リストから毎日の使い方のコツまでまるごとお伝えしてきました。



最後に、大切なポイントをもう一度振り返っておきましょう。
- 無印の3つの道具(デスク内整理トレー3+仕切板計7枚+インデックス付箋)を組み合わせれば、合計840円で「1週間分の薬収納+予備1マス」が完成する
- 平日グレー・土曜青・日曜赤の色ルールと、卓上カレンダーを「蓋」として上に載せる工夫で、毎日の動線が1アクションで完結する
- 家での常用は自作セット、家を空けるときは「つなげて使えるピルケース」で、家+外の二段運用が同じ無印素材で揃う
「飲んだか分からない」モヤモヤを抱えたまま、専用のお薬カレンダーを買って食卓の景色を変えてしまう必要はありません。
今回ご紹介したセットなら、無印良品の定番コーナーを回るだけで揃い、日曜の夜に3分あれば1週間分をセットできます。
食卓のすみで、半透明のトレーとカレンダーの蓋がそっと並んでいる景色。
夕食後にカレンダーをめくり、今日のマスから薬を取り出す数秒。
その小さな積み重ねが、「自分を毎日ちゃんとケアできている」という静かな満足を運んできてくれます。
50歳で薬を飲み始めることは、決して「衰え」ではなく、自分との新しい付き合い方の始まり。
無印良品の頼もしい定番アイテムで暮らしが美しく整うと、不思議なほど心まで「みがる」になれますよ。



あなたも次の週末、無印良品のアイテムで、毎日の薬の景色をちょっとだけ整えてみませんか?









