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- 親と終活の話をどう切り出せばいいか悩んでいる
- 介護・相続・お墓などをスムーズに進めたい
- 無料で読める終活に関する本を探している
がんサバイバーの母のために「終活ガイド1級」「エンディングノート認定講師資格」を取得しました。
母と終活を始めたばかりのころ、Amazonで終活本をまとめ買いして読みあさったのが私のスタート。
紙の本・電子書籍あわせて50冊以上を読んできましたが、その中から「これは本当に使える!」と感じた11冊を紹介します。
結論として、終活本は“知識を得るためのもの”ではなく、“親との対話をスムーズにするツール”として選ぶことが大切だと感じました。

気になる“ツール”をぜひ見つけてくださいね。
子世代におすすめ!親の終活サポート本11選


1. コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート


▲ 実際に、自分用と母用に1冊ずつ購入しました。
コクヨ エンディングノートの良いところは、「終活って何をすればいいのか」が目次を見るだけでなんとなく分かる構成です。
親世代にとっても、“書いておくこと”が明確なので、話を切り出すきっかけになります。
私もこのノートをきっかけに、母と「延命治療ってどうしたい?」という重いテーマに自然と踏み込めました。
母も「意外と簡単に書けるね」と、抵抗感なく話してくれたのが印象的でした。
書き込みは最初はハードルが高いかもしれませんが、「一緒に目次を見るだけ」でも十分スタートラインに立てます。
まずは内容を確認してから、書き込み用に本を購入するのもおすすめです。
おすすめの人:親と終活をまだ話したことがない方



親と“もしもの話”をしたいなら、まずこの本から。
2. カツオが磯野家を片づける日 後悔しない「親の家」片づけ入門


▲ 親とぶつからずに整理するヒント、たっぷり詰まってます。
実家の片づけって、ただの「掃除」とは全然違うんですよね。
親の思い出、家族の記憶、捨てづらいものだらけ…。
この本では、あの“磯野家”が舞台。
だからこそ、ちょっと笑えて、ちょっと泣けて、読後には「うちもそろそろ考えようかな」と思えます。
私自身、実家の押し入れから古い日記が出てきたとき、本当に迷いました。
この本を読んで、「残す・捨てる」だけじゃなくて、「誰に何をどう伝えるか」が片づけの本質なんだと気づけました。
おすすめの人:実家の整理が気になり始めた方



あるあるすぎて、笑えるのに泣けます。
3. 親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること


▲ 何度も見返して背表紙が色あせました(笑)。母の見守りはこの本がベースになっています。
介護や見守りを“がんばりすぎずに続ける”ための具体策が満載。
福祉用具、IoT家電、声かけの工夫など、物理的・精神的な負担を減らすためのヒントが詰まっています。
私もこの本を読んで、母の“見守り作戦”を立て始めました。
「いつも連絡しすぎかも」と悩んでいたのですが、ちょっとした工夫でお互いがラクになる方法を学べたのが大きな収穫です。
おすすめの人:遠方に住む親が心配な方/介護を始める前に備えたい方



“見守り”は「見張り」じゃない。「安心できる環境を整えること」なんですよね。
4. 突然の介護で困らない!親の介護がすべてわかる本~高齢の親を取り巻く問題で悩まない~


▲ ケアマネ資格を持つ私も「知らなかった…」がいっぱいでした。
介護は“突然やってくる”もの。
知識があるとないとでは、本当に対応力に差が出ます。
「地域包括支援センター」の存在自体は知っていましたが、正直なところ“母にはまだ関係ないかな”と思っていました。
でもこの本を読み進めるうちに、「今が準備のタイミングなんだ」と気づきました。
介護保険制度の基本から、家族ができること、サービスの種類や選び方まで、まさに“知っておいてよかった”が詰まった一冊です。
おすすめの人:親が元気でも“そろそろ備えたい”と思っている方



“知らなかった”を減らすための一冊です。
5. 親が倒れた! 桜井さんちの場合


▲ マンガだからこそ、「うちにも起こりうること」としてリアルに響く1冊です。
父が退院勧告を受けたとき、まさにこの本の冒頭と同じような状況でした。
何をどう決めればいいのか分からず、主治医と面談したことを思い出しました。
読んだ後に、母がぽつりと「迷惑かけたくないね」とつぶやいたのが印象的で、“終活”を少しずつ「自分ごと」として考えるきっかけになった本です。
おすすめの人:親の健康に不安を感じ始めた方



“もしうちだったら…”を自然と考えさせてくれます。
6. 老人ホームのお金と探し方


▲ 読み進めるうちに、老人ホームの誤解を解消できました。
この本を読んで、「老人ホームって“急に選ぶもの”じゃない」と心底思いました。
実際、介護が必要になってから探す人が大多数。
でもそれでは選べる選択肢が少なくなることも多いんです。
この本では、
- 入居にかかるお金
- 月々の費用の目安
- 公的支援とのバランス
- タイミング・選び方のコツ
などがとても分かりやすくまとめられていて、“介護の入り口”にいる人の不安を和らげてくれる一冊です。
おすすめの人:「そろそろ親の住まい、どうしよう…」と思い始めた方



親の“今”と“これから”の住まいを考えるきっかけに、ぴったりです。
さらに一歩進めたい方へ



気になる施設があるなら、情報だけでも集めておきましょう。
地域や予算に合わせて簡単に検索。
資料請求も無料で、自宅にいながら比較できます。
7. マンガでわかる 成年後見制度 一生安心!老後のお金から遺言の書き方まで


▲ 自分と親の生活を守るため、知っておきたい情報です。
成年後見制度って、聞いたことはあっても「具体的にどういうときに使うのか」「どんな手続きをするのか」までは分からない方が多いと思います。
私も正直、祖母が認知症になるまで“他人事”だと思っていました。
マンガ形式で、成年後見が必要になるパターンや、申立ての手続き、費用の目安、親族後見と専門職後見の違いなどが非常にわかりやすく解説されています。
「うちはまだ大丈夫」と思っている方にも、“その時”が来る前にぜひ読んでほしい1冊です。
おすすめの人:家族に物忘れの兆候があると感じている方



マンガだから“法律系”が苦手な人にも◎
8. デジタル遺品の探し方・しまいかた、残し方+隠し方


▲ 実際に購入して読み込んだ1冊。付箋だらけになるくらい活用しました!
SNS、スマホ、ネットバンキング、クラウド保存…。現代の「遺品整理」はデジタルが主戦場です。
この本を読むまで、「スマホのロック解除はどうするのか?」「ネット証券や仮想通貨のログイン情報は?」など、まったく考えていませんでした。
我が家ではこの本をきっかけに、“緊急連絡カード”を作ることにしました。
やり方はとても簡単で、1分でできるものもあります。
こうしたちょっとした準備で、もしもの時に慌てなくて済みますね。
おすすめの人:親がスマホ・PCを日常的に使っている方



“スマホの鍵”どうする?が今の終活です。
9. ぶっちゃけ相続


▲ いつでも見られるよう、私はKindle版で購入しました。
相続って、専門用語が多くて難しそう…と思いがちですが、この本はYouTuber税理士が書いた解説で、とても読みやすい!
「うちは財産なんてないし…」と私も思っていましたが、預金や不動産などがあれば、誰にでも相続は関係します。
この本のおかげで、相続税の基礎知識だけでなく、兄弟間のトラブルを防ぐために親の生前から準備できることを学べました。
遺言書の書き方や、2024年の法改正ポイントもまとまっていて、最新版の情報が欲しい方にも最適です。
おすすめの人:相続に関する手続きに不安を感じている方



お金の話、避けずに学べば怖くない!
10. 葬式・お墓のお金と手続き


▲ 重めのテーマも、Kindle Unlimitedで気軽に読めます。
「お墓をどうするか」って、親が元気なうちには話題にしにくいテーマですよね。
「お葬式やお墓って、いくらかかるの?」
「どこに相談すればいい?」
そう感じたことがある方には、この1冊がぴったりです。
葬儀の費用相場や、喪主・遺族がやるべき手続きの流れ、墓じまいの判断基準まで、弁護士と税理士がQ&A形式で150項目にわたって本音で答えてくれます。
「なんとなく不安だけど、誰に聞けばいいか分からない」と感じる葬儀・供養の悩みを、体系的に整理できる実用書です。
おすすめの人:葬儀やお墓の不安を一度整理しておきたい方



モヤモヤ”が“なるほど”に変わります。
11. 自分と家族の生前の整理と手続き


▲ 法律や税のことが苦手な方でも、スッと入って読める内容です。
生前贈与や相続の話は、「まだ早い」と思って後回しにしがち。
でも、制度が大きく変わった今こそ、基本を押さえておくべきタイミングです。
この本は、弁護士と税理士がタッグを組み、終活の疑問に150のQ&A形式で答える実用書。
「名義預金って何?」「相続トラブルを防ぐには?」など、素朴だけど重要な疑問が、専門用語を避けてやさしく解説されています。
Kindle Unlimited対象で手軽に読めるのもうれしいポイントです。
おすすめの人:生前贈与・相続について基本から整理したい方



よくわからないままで後悔しないために…今読むべき一冊です。
Kindle Unlimited なら「終活本」を気軽に読めます


これらの本の一部は、Kindle Unlimitedなら、0円で読むことができます。
私自身、30冊以上をKindle Unlimitedで読み、非常にコスパが良かったと感じています。



「終活」と検索するだけで、このほかにも良書がズラリ。
\ 約200万冊以上が読み放題/
※Kindle Unlimitedの無料体験期間中に追加料金なしで読むことができます。
※ラインナップは変動するため、利用前にAmazonで「読み放題」マークがあるかご確認ください。
【まとめ】終活本は「読む」から「話す」への第一歩
終活本は、親子の会話のきっかけをつくってくれる心強いツールです。
本を読んで「終活って意外とできそう」と思えたら、ぜひ家族で少しずつ話す時間を持ってみてください。
「何から話せばいいか分からない」と感じたときは、今回紹介した本の目次やチェックリストを一緒に見るだけでもOK。



本があれば、「話しにくいこと」も自然に切り出せます。
「読んで終わり」ではなく、親の未来を一緒に考える時間へとつなげていきましょう。
「終活本を読んでも、実際に家族として何をすればいいのか分からない…」



そんな方にはこちらの記事もおすすめです。
▶ 終活で家族ができること10選|親が元気なうちにやっておく準備リスト【体験談つき】


親が元気なうちにやっておきたい準備を、具体的にリスト化&体験談つきで紹介しています。